愛媛の由来
2010年 05月 26日
今日は、愛媛の県名についての由来のお話です。
愛媛は「愛」の「媛」と書きますが、
昔から、お姫様に関係する名前なのかな。と
とても気になっていました。
愛媛の県名の由来は、
「古事記」の「伊予ノ国を愛比売(えひめ)と謂ひ」から
採り付けられた名前と言われています。
これは、国生み神話ととても深い関係にあります。
国生み神話とは、
この国が一番最初に出来た時の、
神話のお話です。
日本神話上初めての、夫婦神
伊邪那岐(イザナギ)・伊邪那美(イザナミ)という二柱の神がいました。
この二神は、天神に
「この漂える国をよく修理め(オサメ)固めて完成せよ」と言われて、
玉飾りの矛を授かりました。
二神はその矛を下し、
海水をかき鳴らして引き上げると、
矛先からしたたり落ちる塩が積もり重なって島となりました。
これが淤能碁呂嶋(オノゴロジマ)です。
二神は、この島に降り立って、国生みをします。
まず初めに、生まれたのが、
蛭子神(=水蛭子(ヒルコ))と淡島でした。
この時の島は、数に数えないそうです。
しかし、女である、イザナミから誘ったため、
ちゃんとした子供が生まれず、
海に流してしまいます。
次は、男であるイザナギから誘います。
そして出来た子供が、
淡路島、四国、隠岐、九州、壱岐、対馬、本州(大倭豊秋津嶋(オオヤマトトヨアキツシマ))
の大八島の神霊です。
これが、国生み物語です。
四国は、2番目に生まれた島です。
四国は、体が一つで顔が4つだったとも言われていますが、
男神、2神、女神 2神の島です。
それぞれの名前は
・愛比売(えひめ):伊予の国
・飯依比古(いひよりひこ):讃岐国
・大宣都比売(おほげつひめ):阿波国
・建依別(たけよりわけ):土佐国
愛比売(えひめ)は伊予の国にやどる女神様でした。
この女神さまは、可愛い姫、美しい姫という意味が込められているそうです。
そして、この名前をそのまま 県名にした 「愛媛」
全国でも、神話の中の神様の名前を県名にしているのは、
愛媛だけだそうです。
だから、愛媛は、
・・・・・・神話の姫が宿る国 愛媛(愛比売)・・・・・・
と私は読んでいます。
神話の女神様の名前を、
ずっと残しておいたのには、きっと何か意味があるのでは。
私と同じように、
そう思って研究している方もいらっしゃるようです。
愛媛は、「姫」の国。
姫の国、愛媛から、姫を伝えていきたい。
愛媛を本当の、姫の国したい。
そして、愛媛にもっときていただきたい。
幸せを見つけに☆
そんなことが、これから出来たらいいな、と思っています。
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