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神と精霊が宿る杜(もり)多伎神社。



部落を抜けると、
いよいよ山の中へ。


その山の入り口に、大きな赤い鳥居。

神と精霊が宿る杜(もり)多伎神社。_e0165472_23592527.jpg



鳥居の向こう側は、
何だか、違う世界みたいに見えました。

車で、鳥居をくぐると両方に、沢山の木が。
思わず「わ~。」と
車の窓から、木々を見上げました。

それから、車で少しだけ走ると、左に小さな川。

「多伎川」
多伎川は奥の院の磐座を源とし、その水は霊水と云われ重病人をも救い極めた
と言われています。

その多伎川に「八雲橋」という小さな橋がかかっていました。


神と精霊が宿る杜(もり)多伎神社。_e0165472_072217.jpg


まるで、
ジブリの中に出てくる橋のようです。

その向こう側が、

多伎神社でした。

神と精霊が宿る杜(もり)多伎神社。_e0165472_084317.jpg


川は、透き通った水で、上流へと続いていています。

神と精霊が宿る杜(もり)多伎神社。_e0165472_011419.jpg


橋と渡ると、
更に、神域に入ったきがしました。

まるで一つづつ、神の領域へ近づいていくような感じです。

川を渡った所に、
お祀りをされた、石が。

この石は、
今治藩主の命により、江戸藩邸に運んだが藩主夫人が発病したので夢占いによると、
もとの多伎宮へ帰りたいという石が泣いてると。
そして、江戸から、今治へ帰ることに。
江戸からここへ帰すと、夫人の病はすぐ直ったという伝説があるそうです。

その言い伝えから、
きっとこうして、ずっとお祀りされているのでしょう。

神と精霊が宿る杜(もり)多伎神社。_e0165472_0282470.jpg


多伎神社には、
沢山の石があります。

これらは、陰陽石で、この写真の石も、
そうだと言われています。


石の側の階段を通ると、
拝殿に行く最後の鳥居が、

鳥居の前に立つと見えないバリアのようなものがある気がしました。

ここから先は、別の世界。
そんな感覚さえおぼえます。

鳥居に一礼し、中へ。
すると、「あれ?ない?」
手を清める所が見当たりません。

一緒に行った人が、2回ほど先に来ていたので、
「案内しましょう」
と、川の流れる方へ。

ここ。

神と精霊が宿る杜(もり)多伎神社。_e0165472_0414447.jpg


上流から取水した水路は社殿到近にきて御手洗川となっているのです。
この水に霊験があると言われています。

神と精霊が宿る杜(もり)多伎神社。_e0165472_043403.jpg


手を清め、
いよいよ拝殿へ。

神と精霊が宿る杜(もり)多伎神社。_e0165472_047546.jpg



【多伎神社】
★主祭神
須佐之命(すさのをのみこと)
多伎都比売命(たきつひめのみこと)
多伎都比古命(たきつひこのみこと)



とても神聖な空気の中に、おごそかに、優雅に。

本当に来てよかった。

自然の精霊達に守られた、多伎神社。

とても心が癒され、下界のいろいろな悪いものを、
はらっていただけるような。
そんな感じさせします。

本殿の奥の杜は、
特に私の目をひきました。

神と精霊が宿る杜(もり)多伎神社。_e0165472_0495888.jpg


この多伎神社の奥の杜は、
群集古墳があることでも有名な場所で、杜全体が、神の杜と言えます。

古墳までは、かなり遠く、
1日かけてじっくりと歩かなければなりません。

また、山の8合目あたりに雨乞いの神事が行われていたといわれる場所があります。

フスベ岩と言われる石が今でも残っています。
江戸時代今治藩の雨乞い祈願所として
七日間の祈願は中日迄を本殿で、後半を奥の院の磐座にて一社伝来のしきたりによって執り行われ、
必ず霊験をいただいたと言われています。

春のお祭りでは、今治地方に伝わる
「継獅子」と言われる立芸奉納があります。

天に少しでも近くなるようにと、人の上に人がのり、
一番上には子供が乗ります。
高いものでは、5段のものもあります。


本殿の周りには、境内社が数箇所あり、その周りは陰陽石。

こんな素晴らしい神社があることを今まで知らなかったなんて。。。

でも、今来る事にきっと意味があるんだろうな。と思いました。

やっと来させていただいた事に、
心から感謝しています。


一つ、忘れていた事がありました。

帰る前に、
さっきの、御手洗川の水を持っていたパワーストーンに
かけて一人で、浄化をしていると。

少し低い音で、
「コン、コン、コン」という何かをたたくような音がしたんです。

私は、耳を疑ったのですが、
確かに聞こえた気がしました。


急いで、一緒に来た人の所へ戻ると、

「どうしたの?何か音がしたんじゃない?」
と言われてびっくり!!

何でわかったのかと思いました。

その人にも聞こえたみたいで、

「あの音はね。木霊(こだま)だよ」

初めて、木霊(こだま)の音を聞きました。
私に存在を知らせたかったのか、遊んでいたのか。

もののけ姫の木霊達の様子が一瞬脳裏に浮かびました。


神様の精霊が宿る神社。

今治に来られたら、是非行って頂きたい場所のひとつです。






















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by ldc_nikki | 2010-06-06 01:05 | 愛媛県今治市(旧朝倉)

数あるブログの中からお越しいただきましてありがとうございます。 不思議な数々の出会いから、今は、愛媛の神社めぐりをしながら、神社や女神様そして、神話の神々の伝説を調べています。


by 愛姫
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