清流に蛍舞う
2010年 06月 10日
昨日、またずっと思っていたことが叶いました^^
今の職場は、
毎朝、その日の朝刊の中から、地元の情報を
ピックアップして、まとめてコピーして持ってきてくれます。
朝、新聞を見る時間がない私にとっては、
この新聞を職場で見るのが、楽しみになってます。
昨日の朝、
いつものように新聞を見ていると、
「わ~。蛍だ!!」
(でも、遠くまで行かないと見れないんだろうな~。)と
思いながら、記事を読んでいくと、
(え~!!近い!!)
ここから、車で20分くらいで行けるかな。
行きたいな~。
実は、私、
生まれて今まで、蛍の光を見たことがありません。
小さい頃から、
家がいっぱいある所に住んでいたので、
この辺には蛍はいませんでした。
夜、わざわざ見にいく事もなく、
蛍を見る機会なんて、全くなかったのです。
でも、昨日は、松山に行く日なので、
帰るのは、11時前。
やっぱり無理かな~。
そして、仕事が終わり、
家に帰ると、
「ママ~。今日は、休んでいい?」
(また?今度は上の娘の要望)
「学校でいるものをどうしても今日中に買わないといけないの。」
ま~いいか。。。
とりあえず、娘の図工の材料を買いに行く事に。
そのあと、そのまま、
回転寿司で食事^^;
食事が終わって帰っていると、
「本屋さんに行きたい!」
仕方ないな~。
普段、なかなかこういう事は出来ないから、
今日は特別。
そこで、なんと気づいたら、
1時間くらい。
外に出たら、
もう真っ暗。
さ~。帰ろうか~。
と時計を見ると、8時過ぎ。
そう言えば、あの蛍、
8時過ぎが一番見れるって書いてたな。。。。。。
今なら見れるかも?
「ね~。蛍見に行かない?」
下の息子が、
「行く!行く!」
息子も娘も、蛍は一度も見た事がありません。
こんな機会めったにないから、
じゃあ行こうか!!
(今日は、この曲を聴きながら、
蛍を一緒に見に行きましょう!!)
部落の名前だけを頼りに、とりあえず、予想のつくところに行ってみる事に。
国道を、山の方に入ると、
だんだん辺りは真っ暗。
川沿いを走ると、真っ暗な中に車が一台止まっていて、
何人か、川の方を見ていました。
(ここじゃない気がするけど、聞いてみよう)
「すみませ~ん。この辺で蛍が見れる場所知らないでしょうか?」
「私達も見に行ったけど、見つけれなかったんだよ。
でも、もう一つ向こうの部落らしいよ。行ってみたら!」
やっぱり違ってた。。。。
でも、向こうの部落に行けば、
誰かいるかも?
そう思って、
真っ暗な道を、勘で走って行きました。
多分この道。
今度は、山から、逆に下りて行きました。
するとまた、川沿いに今度は車が3台ほど止まってる。
(でも、ここでもない気がするけど、とりあえず聞いてみよう。)
そう思って、車を止めて、辺りを見回していると、
1台の車が、私達の車の横に。
中から、カップルが降りてきました。
私達がきょろきょろしながら、
川の方を見ていると、
「もしかして、蛍見にきたんですか?」
「はい、そうなんです。でもここじゃないみたいで。。。」
「蛍なら、今見て来ましたよ。
この道を上に上がって交差点を右に行けば、沢山人がいるのでわかりますよ。」
そう言って、教えてくれたのです。
子供達は、今度こそ行ける。と大喜び!!
やっぱり、道がわからなくてもなんとかなるもんだな~」
そう思いながら、言われた道を走っていくと、
「あ!!人がいっぱい歩いてる!!」
真っ暗な暗闇の中を、人が沢山。
私達も、急いで車を止めて、人のいる方へ。
すると、真っ暗な川の中を蛍の光が!!
「わ~!!蛍だ!!」
(でも、もっと近くで見たい!!)
なんとなく人の気配がする川のすぐ側まで、
ゆっくり歩いて降りて行ってみました。
(ほとんどの人は、橋の上から見ていたのですが。。)
すると、女性が二人、川のすぐ側で懐中電灯を持って、
見ていたのです。
私達も、行ってみる事に。
すると、目の前に蛍がいっぱい!!
生まれて初めてみる蛍に、感動!!
でも真っ暗で、足元が全く見えない。
子供達はもっと近くに行きたがる。
「危ないから、それ以上降りたらだめ!」
すると、先に来ていた、二人の女性が、
「懐中電灯貸してあげるから見ておいで!」
と、子供達に貸してくれたのです。
懐中電灯を持って、
もっと川の方へ降りていくと、足元に1匹の蛍が、
光を放ちながら草の上に止まっているのです。
そ~っと近寄っていったけど、
全く逃げないので、
そ~っと携帯を近づけて
「パシャ!!」
大きな、源氏蛍です。
光を輝かせながら、まるで私達に見せてくれているかのようでした。
息子が、蛍捕まえる!
とそ~っと手を伸ばして、
蛍を捕まえました。
上の娘は、蛍ってこんなに小さかったなんて
知らなかった~。と大騒ぎ。
(実は、娘はセミくらいの大きさだと思っていたらしい^^;)
息子が、手の上に蛍を乗せました。
懐中電灯を消すと、
手の上で、蛍が光りました。
少し飛んでまた手に止まる瞬間を、
偶然、
「パシャ!」
凄い輝き!!
まるで、太陽の光のような輝きです。
その後も、しばらく、川の中に飛ぶ沢山の蛍の光を
見ていました。
ここの川は、一時は汚れて、
蛍がいなくなる寸前だったらしいのですが、
地元の人達の努力が実り、こうして、蛍たちが生息できる川に戻ったそうです。
今年は、特に蛍の数が多いらしく、
ほんとに大勢の人達が、蛍の光に見とれていました。
子供達が大人になっても、
その先も、
ずっとずっと、この綺麗な川を守り続けていって欲しいなと思いました。
車を少し走らせば、こうして蛍が見れる環境にある私は、
本当に幸せだな。と 改めて感謝。
綺麗な水がないと、人間も植物も、動物も生きてはいけません。
美しい水をいつまでも、守っていきたいですね。
自然に感謝。
蛍に感謝。
ありがとう。
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