とびしま海道~広島~しまなみ海道
2010年 07月 08日
今日は、岡村島の続きから。
岡村島は、愛媛県の瀬戸内海の西の端島。
愛媛からは、今治からの船でしか行くことが出来ませんが、
広島からは、橋を渡っていくことが出来ます。
船に乗り遅れてしまった私達は、
橋を渡って帰ることにしました。
広島県尾道市から愛媛県今治市までの
海の上の道を、しまなみ海道。
広島県呉市から、この岡村島までの
海の上の道を、とびしま海道と言います。
とびしま海道と、しまなみ海道を繋ぐ計画があるそうです。
でも、こんな時代なので、実現するかどうかはわからないですね。
岡村島から、一番最初の橋は、
*「岡村大橋」 岡村島~中ノ島
なんと、「無料」で渡ることが出来ます!!
岡村大橋の真ん中で、
広島県へと入ります!
次の島は、「中の島」
この島は、小さな島で無人島みたいです。
そして、平羅島へ。
*「中の瀬戸大橋」 中ノ島~平羅島
この橋も無料!
平羅島も小さな無人島の島。
そして、
*「平羅橋」 平羅島~大崎下島
こちも無料!
この、大崎下島は、
昔の建物が沢山の残っています。
御手洗(みたらい)の町並みは、国選定の重要伝統的建造物群保存地区と
して保存されています。
古い町並みや、昔懐かしいお店などを見ることが出来ます。
ちょっと気になったので
立ち寄ってみました。
木の船の模型を作っているおじさんに出会いました。
とても、歴史のある島で、
ゆっくり観光するのもいいかもしれません。
*「 豊浜大橋」 大崎下島~豊島
こちらも無料!
海沿いの道を進みます。
天気がよいと、とても綺麗な眺めだっただろうな~。
*「豊島大橋」 豊島~上蒲刈島
こちらも無料!
この島には、「桂の滝」 という所があります。
この日は時間がなかったので、
是非、今度行ってみたいと思っています。
*「蒲刈大橋」 上蒲刈島~下蒲刈島
こちらも無料!
岡村島から、この下蒲刈島までの橋は、
全て無料でわたることが出来ます。
島の人達の生活道となっているのですね。
そして、いよいよ最後の橋。
*「安芸灘大橋」 下蒲刈島~本州
この橋だけ、有料となっています。
軽自動車 550円
普通自動車 700円
とびしま海道は、裏しまなみ海道として、開通したそうです。
あまり知られていませんが、
是非、一度通ってみて下さい。
橋を渡って、しまなみ海道の入口、尾道へ
海沿いの国道を走って行きました。
外は、凄い雨。
今日、船には乗り遅れるし、
岡村島へ行くべき時じゃなかったのかな~なんて
少し思ってしまいました・・・・・・(まだまだ、心が弱い。。。)
外は真っ暗、どしゃぶり。
そんな中、国道を走っていると、
運転席側の窓の向こうに、ちょうちんの灯りが目に飛び込んできました。
ほんとに、ふと、右側を見た瞬間でした。
「あれ何?」
すぐ車を止めました。
「今の何だった?」
「凄い気になる」
「戻る?」
「うん。戻る」
時間も気になっていたのですが、どうしも気になるので、
ユーターン!
灯りのある方へ曲がると、
そこには、やっぱり神社が。
この灯りは、私達を呼んだような木がしました。
神社の名前は、
「小丸居神社」
今まであまりみたことがないような造りでした。
祭神は、蛭子命・大巳貴命(大国主)・事代主命(えびすさまとも言われています)
蛭子命は、イザナギとイザナミが国生みをした際に
一番初めにお生みになった子供。
しかし、未完全であったため、海に流してしまいます。
大巳貴命は、大国主さまと同じ。
国造りの神様で、あの道後温泉に入られた神様。
事代主命は、えびす様と同一とも言われています。
そしてこの境内に、境内社がありました。
この鳥居の中には、
相 殿 厳嶋明神
海神 豊玉彦命 豊玉姫命
その他、 荒神社
祭神 倉稲魂神
稲荷社
祭神 保食神
祇園社
祭神 素戔鳴尊
そして、この神社に行った後、この場所がとても気になっていました。
家に帰って、神社の住所を調べ、地図で探してみました。
もしかして、繋がるかも。。。。。
地図を見た瞬間に思いました。
そして、地図の上に線を引いてみました。
すると、前の週に行った、興居島で見た光の道の場所と、岡村島、
その先に、この神社が。
更に、この神社からまっすぐ下に線を下ろすと、
大山祇神社、そして、大浜の八幡神社。
そして、残りの三角形の線を結ぶと、その線を通る島が見つかりました。
北条の沖の 「鹿島」
少し前から気になっていた場所なので、
びっくり!
次の日早速鹿島に行く事にしました。
どうして、こんな形で行かされたのかはわかりませんが、
船に乗り遅れて、この道を走ったのにも、
岡村島に行ったのにも、全て意味があったのかなと思っています。
たった一日の間に、いろんな勉強をさせられたような気がします。
船に乗れなかったことや雨が降ったことを、
少しでも、ネガティブに考えてしまった自分が
いたことに、改めて気づかされたような。
全てのことがあったから、ここにたどり着けた。
人生と同じ。
先に起こる出来事が見えないと、人間は悪い方向に考えてしまう。
そんな心を、もう一度確認させられるような一日でした。
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