10.小さな神様最後の地(少彦名命と大国主命伊予の旅「大洲編」)
2010年 11月 16日
昨日とてもショッキングなニュースがありましたね。
自分の命を絶つ。
これほど悲しいことはありません。
空海も道元も同じことを言っていました。
死んで仏になるのではなく、生きて仏になりなさいと。
人間は、みんな、神、仏の一部なのです。
いろんな苦しいことがあるかもしれません。
でも、人はみなその苦しみを乗り越える力を持ち
それぞれの光を、この世で輝かせるために、生まれてきているのです。
どの光も、今、この時に必要な光。
必要でない光などないのですから。。。。。。
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では、今日は少彦名命の旅、いよいよ最後の地です。
光輝く船でやってきた、小さな神様。
大国主命と国作りの旅を続け、伊予の地へとやってきた。
北から、南へと南下し、内子へとたどり着いた命は、
内子で数年の時を過ごされ、
その後、大洲平野を統治するため、
大洲の新谷という所へやってきました。
この時、少彦名命は、地名を「都」と命名され、
神南山を神奈備と定めて祭祀が行われ、
周辺の新谷、徳ノ森、菅田の各方面を絶えず、
巡回されて、万民の済度につくされたと言われています。
この辺は、当時出雲の国の人々が多数住まわれていた
といわれています。
その後、管田に住まいを移され、
永き年月蒼生の疾病を治療するため薬をうみだし、また祭事を
行っていました。
そして、ある時、
命は、更に南下しようと、菅田村宮が瀬の肱川の急流を
渡ろうとしました。
丁度、そこに居合わせた老婆が、
そこは流れが早いから、危ないですよ。と言われたにも関わらず
その言葉を大丈夫と言われたと間違え、
川を渡ろうとし、そのまま川の中へと入ってしまい
常世國にいってしまわれました。
その時、頭にかぶっていた冠だけが
上流へと流され、大きな岩にひっかかっていたそうです。
その岩を冠岩と呼んだそうです。
現在、この冠岩がどこにあるのか、
いろいろ地元の方に聞いたのですが、まだわかっていません。
ある方に聞けばもしかしたら
わかるかもしれませんので、その時はまた
ご報告したいと思います。
そして、 少彦名命の御遺体はといいますと、
地方民達が、命の死を嘆き悲しみ
付近の梁瀬山八合目、御壷谷に、古墳を造って神霊を鎮め奉ったと言われています。
この伝説は、代々受け継がれ、
ある時代までは、この山へ入ることを禁じられていたそうです。
今もなお、沢山の巨石と古墳があるこの神陵は
少彦名命のものだと言い伝えられています。
少彦名命の伝説を知り、初めて内子に入った後、
そのまま、訪れた最後の神社が、この神陵にある神社でした。
そして、まだ知らなかった時、一度訪れた臥龍山荘のすぐ前の肱川沿いでした。
冠岩とまだまだ、わかっていない伝説があるかもしれません。
この地へと今度行くのは
来年になるかもしれませんが、必ず冠岩を見つけよう。
そう思っています。
では、大洲少彦名神社です。
最初に紹介するのは、命が住んでおられた言われる場所に
鎮座する、少彦名神社です。
少彦名神社
祭神:少彦名命(すくなひこなのみこと)
大洲市菅田町大竹甲2583番地
鳥居
境内の木々
拝殿
本殿
ご神木
これらが、
少彦名命が最後に住まわれていたと言われる場所に
鎮座する神社です。
この鳥居の光は、ほんとに凄いなと改めて
思います。
では、命のご遺体が祀られていると言われる
山にある神社です。
この神社の目の前に、肱川が流れています。
少彦名神社
祭神:少彦名命(すくなひこなのみこと)
大洲市菅田町大竹乙937番地
鳥居
沿革
参道(竹で作られています)
境内の木々
境内には川が流れています
やはり竹が。そしてこの建物は何だったのでしょう?
拝殿
本殿
参道
そして、最後に、境内の不思議な場所。
いかがだったでしょうか?
この場所へは、もう一度必ず行きたいと思っています。
最後の写真。
この場所は本当に不思議でした。
まるで、神々のいる所へと続く、光の道のように見えました。
少彦名命の伊予の旅、皆さんはどう思われたでしょうか?
まだまだ、いけていない場所もありますので
またの機会に、お話したいと思います。
愛媛には、出雲の国の領土だったと言われる所が
まだまだあるのではないかと思っています。
出雲と愛媛。
きっと何かとても深いかかわりがあるように思えてなりません。
今週末の出雲大社。
今日また、一人行くメンバーが増えました。
私に篳篥を最初に、教えてくれた友達です。
八百万の神々の元へ。
今日も最後まで本当にありがとうございました。
今日も一日に感謝、そして沢山の出会いに感謝します。
お休みなさい☆
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