狩人「明神右京」とは。。。。。 「高殿神社」 久万高原
2011年 08月 11日
今日は、暑い一日でしたね。
北関東、伊勢崎市では、38度を超える暑さ。
皆様の町は、大丈夫でしたか?
伊勢崎市は、ご縁があり、しばらく住んでいました。
偶然テレビのニュースで出た遊園地は、その当時、子供たちを連れて遊びに行った場所でした。
子供たちがまだ小さかった頃、遊びに行った場所、懐かしく思いながら、ニュースを見ていました。
いろいろあった群馬県ですが、ご縁があったのも、きっと、理由があったのでしょうね。
こうして、神社を巡っていたら、いつか、その理由が、わかるような気がします。
神社に行き、神々を調べ、いろいろなことがわかってくると、
自分がこれまで生きてきて、私の人生に影響を与えた人との出会いや、 住んだ場所が、過去から繋がっていたことに気付きます。
もしかしたら、ずっと前から、修行をさせられていたような。。。
そんな気にさえなります。
きっと、 私たち人間は、 全ての人に、生まれた理由があり、そのために、多くの人と出会い、学び、助け合うのだと思います。
悲しい出来事も、 自分のためにおきたのだと、 今、 強くそう思います。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
さて。。。 今日からは、新しい土地に移ります。
久しぶりの、久万高原町です。
高速道路が無料の間は、 できるだけ遠くへ行こうと、南予を中心にまわっていましたが、無料化が中止になったので、 今度は、近くでまだ行っていないところを、周ろうかな、と思っています。
ということで、 松山から、一般道で、約40分ほど走れば、いくことができる、久万高原に行ってみることに。。
はっきりと、行く場所は決めず、 行きながら思いついたところに行こうということで、とりあえず、久万高原へ向かいました。
国道33号線を走り、三坂峠を超えると、 久万高原町です。
国道を走っていると、 左手に、鳥居が見えました。
今まで、何度も通っていますが、 今までは、気にならなかった神社でしたが、 今回は、 何か気になる。
ということで、まずは、こちらで、 今回の旅のご挨拶をすることに。。。。
車を止めると、 神社の名前が書かれた石碑がありました。
「高殿神社」
はじめて聞く名前でした。
どんな神社なのかな~ とワクワクしながら、 鳥居の方へ。
神社の近くの山は、 久万高原町独特の岩山がそびえています。
鳥居の向こうの境内の中に、人影が。。。。
もしかして、お祭り?
境内に近づくと、 テーブルやいすの準備をしている方々の姿が見えました。
(やっぱり、お祭りの準備をしているのかも)
そして、拝殿へ。
すると、拝殿の中にも、人が。。。
(どこかで、こんな風景にであったことが。 そうそう、 少彦名命の神社をさがしていて、お祭りの前日の神社に行った時も、氏子の皆さんが、拝殿の中にいたな~)
中に人がいると、 なんだか、 恥ずかしいような。。。
でも、氏子の皆さんがいらっしゃる時にこれるのも、きっと、何かのご縁。
そう思って拝殿に近づくと。。。。
「あ!」
拝殿の中に、 用意されていたのは、 夏越祭の茅の輪でした。
この日は、高殿神社の、夏越祭の日だったのです。
でも、私たちは、別の土地の人間で、 何も知らずにやってきたので、参拝をしてそのまま帰ろうかなと思っていたのですが。。。
参拝をし、 帰ろうとすると、 中にいた氏子の方が、
「どうぞ 」 と。
「人形をもってますか?」 と聞かれたので、
「いいえ。 実は通りすがりのもので、 前を通ったので参拝させていただこうときただけなんです。」
すると。。。。
「いいですよ。 せっかくなので、 よかったら、御祓いをして帰ってください。」 と。。。。。
実は、去年も、夏越祭が終わった後に、参拝に行き、 御祓いをしていませんでした。
(これも、きっと、ここの神様が呼んでくださったのかも)
私たちは、お言葉に甘えて、輪潜りをさせていただくことにしました。
茅の輪の側には、宮司さんがいらっしゃいました。
こちらへどうぞと言われ、宮司さんの前に行くと、 なんと、 きちんと、宮司さんに御祓いもしていただけるとのこと。
私たちは、宮司さんの前に座り、 祝詞をあげていただき、 御祓いをしてくださいました。
そして、 その後、輪くぐりをし、 最後に、お神酒までいただき、 感激。
そして、まだ、 始まったばかりで、 あまり人がいなかったので、 氏子の方や宮司さんとお話をさせていただきました。
この神社は、 この辺を開拓した人(神?)を祀る神社だということ。
更に、近くの三島神社も合祀されているとのことでした。
開拓した人(神?)の名前を聞きましたが、はじめて聞く名前で、この時は、それがどんな人か全くわからず、
失礼しました。
それが、後で、調べてびっくり、 ある人と繋がっていたのです。
*高殿神社
*高御産巣日神(たかみむすひのかみ)
*上浮穴郡久万高原町西明神267番地
*7月17日 夏越祭
*神代の昔、明神右京が日向の高千穂より神様の分霊をお持ちしてお祭りした。御に明神右京の霊をも合わせ祭った。
明治43年東明神本組にあった村社三島神社をも合わせ祭った。
本殿を飾る彫刻は郡内随一で宝物の随神、鰐口は町指定の文化財である。
(本殿)
こちらの神社の由緒の中に出てくる、「明神右京」という方が、こちらの神社にお祭りされている人の名前です。
実は、この明神右京は、 この後行った、四国八十八ヶ所のお寺の創建にも深く関わっている人でした。
そして、明神右京は、「狩人」 と現されますが、 鉱山師であった狩場明神、あの空海を、高野山へと導いた、狩場明神 (狩人) と同じだったのです。
ここ、久万高原町は、 岩山が多く、 そのことから、鉱物資源が豊富な町の一つです。
そして、もちろん空海が訪れた場所でもあり、 二つの八十八箇所があります。
お寺のお話は、また次回に、詳しくさせて頂きますが、 この神社は、 そんな空海とも繋がる、狩人(狩場明神)を祀る神社だったのです。
そして、この狩場明神は、 丹生都とも深いかかわりがあり、 そして、それは瀬織津姫とも繋がります。
久万高原町と瀬織津姫の接点が、また新たに、わかってきそうな気がしました。
そして、ますます、瀬織津姫と空海(四国八十八ヶ所)も、繋がっていると思えてきました。
今年の夏越祭も無事終えることができ、 この半年間の穢れ汚れを祓っていただけ、また、新しい一歩が踏み出せそうな気がします。
本当に、ありがとうございます。
(今日は、久しぶりに、愛姫伝の動画をのせたいと思います。
第3章 瀬織津姫物語です。歌っているのは、私です^^)
神々の伝説を伝えるために、そして、
その中から自らの生き方を見つけるために、
ブログランキングに参加しています。
幸せの輪を一緒に広げませんか。幸せの入り口(バナー)をポチっとお願いします。
にほんブログ村
ブログで紹介した場所を、地図でご案内しています。。
お越しの際には是非ご参考にされてください。
愛姫伝神社・お寺・観光マップ