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神功皇后ご懐妊の秘密はここに。 「岩崎神社」

こんばんは。

昨日は、パソコンが壊れ、今日は、先日頂いた龍の置物が落ちて割
れてしまいました。

急遽、古いノートパソコンを使えるようにして、なんとか今日はブログを更新することができました。

昨日からの立て続けの災難に、少しショックを受けていたのですが、今年は本当に、平和な一年だったので、これくらいのことですんでよかったと思わなきゃと。

今年も、後、2日になりました。

私の家は、今年も、年末31日まで、大忙しです。
今も、まだ、仕事をしています。

大変ですが、年に一度、みんなが帰ってきて、こうして仕事ができることが、ありがたいことだなと思います。

それでは、今日は、前回の続き、神功皇后のご懐妊の秘密 「2」 を、お話したいと思います。

神功皇后の伝説が今も残る、道後に鎮座する、 「伊佐爾波神社」は、現在の道後公園の中の、小高い山の上にありました。

そこは、後に、河野家の城 「湯月城」となり、 神社は現在の場所へ移動したと言われています。

前回ご紹介したように、現在は、湯月城の城跡として整備され、当時の生活の様子を見ることができます。

そして、そんな城跡の中に、河野氏が城を造るにあたり、庭の池のほとりに祠をたてたのが、起源と言われる小さな神社が、今も、残っています。

それが、 「岩崎神社」です。

この神社は、伊佐爾波神社とは、関係ないとされていますが、
私は、まったく関係ないとは思っていません。

というのも、 この祠のあった場所には、 「龍 (大蛇)」 が住んでいたという伝説があるからです。

資料館に入って中を見ていると、一枚の大きなポスターに目がとまりました。

そこには、大きな岩が写っていました。

池のほとりの、大きな岩が、なぜか妙に気になったのです。

この写真の場所がどこなのか、資料館の方に聞いてみました。

すると、 「今から、一緒にご案内しましょうか?」 と言ってくださり、 ボランティアガイドの方に案内していただきながら、 城跡をまわることになりました。

武家屋敷を過ぎ、

「もうすぐ、あのポスターの岩のところにつきますよ。」 

と言われ、あたりをキョロキョロ。

すると、小さな池があり、その向こうに。

「あ!あの岩!」

思わず走って岩の向かいまで行ってみました。

やっぱり、同じ風景。

「これ!あのポスターに写っていた岩は、これですよね?」

「はい、この岩ですよ」

目の前に現れたその岩を見た瞬間、

「ここには、龍(大蛇)がいる!」 

そう思いました。


そして、今回の一番の目的だった、 「岩崎神社」 はこの岩の向こうにあったのです。

神功皇后ご懐妊の秘密はここに。 「岩崎神社」_e0165472_216212.jpg

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「岩崎神社」

祭神:
小千命
河野家累代の霊
土居備中守の霊
得能備後守の霊

岩を見た瞬間、「大蛇=姫」 の空気を感じたので、岩崎神社に走って向かいました。

すると、山への入り口に、鳥居が見えました。

神功皇后ご懐妊の秘密はここに。 「岩崎神社」_e0165472_2401059.jpg


そして、由緒書きには、蛇の伝説がありました。

神功皇后ご懐妊の秘密はここに。 「岩崎神社」_e0165472_2414268.jpg


ここに現れた 「大蛇」 の大きさは、義安寺まであったと書かれています。

「義安寺」 とは、 河野家が滅びる時、ここにある泉を飲み交わし、自害したと伝わる、
「誓いの泉」 がある場所です。

この龍こそ、表向きには、その存在を隠していますが、
河野家が、祖神として祀り続けた神のことだったのではないでしょうか。

そして、この神功皇后ゆかりの地には、 「大蛇」 を祀る 「岩」 がある。

応神天皇が、 神功皇后のお腹の中に宿ることになったのは、 ここにいる神の御神徳によるものだったということは、 やはり、その大蛇の代わりに、この世で 「八幡神」 となることになった、応神天皇は、瀬織津姫の代わりに、現れた神ということにもなると思います。

また、ここに祀られる祭神ですが、

まず、小千命は、その名前の前に

「白人明神」 と書かれてあります。

実は、小千命は、「白蛇」 とも言われていて、 「白色」 にあらわされることがわかってきました。

北条市と松山市の境目に鎮座する、勝岡八幡宮に残る伝説では、 
ここに、小千命の城 「白人城」 があったといいます。

「白人明神」 「白蛇」 「白人城」 そして、 河野家、越智家の神 「三島明神」 の 神使は、

「鷺 = 白」  でした。

どうして、小千命が、白人明神と呼ばれるのか、ずっと疑問でしたが、少しその意味が見えてきました。

私の見解ですが、

小千命、越智家、河野家の 本当の祖神は、

「白い神」 だったのではないでしょうか。

「白とは月」 白兎、白蛇、白龍、月の姫の姿は、白だったからです。

そして、新大和側はというと、 「黒」 でした。

それは、太陽は 赤ではなく 「黒」 の意味もあったのです。

ヤタガラスは、太陽の黒点をあらわすという、カラス。

そして、カラスの対照としてあらわされるのが、 「白い鷺」

そして、「鷲」 もまた 「黒い鳥」

鷲のお話は、またさせていただきますが、神功皇后が戦った相手は、

「白熊龍鷲」 

鷲なのに、白? と思っていた 謎がやっとわかったのです。

神功皇后の敵、 それは、 新大和(藤原氏) に逆らい、月の姫を守ろうとした一族は、みな 「白」 に表わされたいたということではないでしょうか。

また、白人城も同じ、 

「月の姫」 を守り続ける一族の城だから、 「白人城」 なのだと。

それを、物語るかのようなある伝説がありますが、そのお話は、また後日させていただきます。


そして、ここに祭られるその他の祭神は、その名が太平記に出てきます。

まだ、簡単にしか読んでいないのですが、 どうも、この太平記もまた、嘘や謎が多くあるようです。

「土居備中守」は、太平記の中では、敵同士ということになっているようなのですが、
それなら、どうして、ここ、河野氏の城に祭られるのでしょうか。

その謎は、久万高原町のありました。 

土居備前通郷が一子義通を従えて新田義貞の軍にあったが、敗戦して北国へ逃げる途中、義通に命じ本国伊予に帰り挙兵すべしと遺言して逝去した。

義通は伊予に帰国し土居備中と名乗り、逃れたと。

備中土居とは、この 「義通」 のことで、 さらにこの 「義通」 の本国は、 「伊予」にあったのです。

このように、古事記ができた時代だけでなく、 その後の歴史の中にも、まだまだ隠されている部分がたくさんあるようです。

話が、少しそれてしまいましたが、

ここ岩崎神社は、小千命を祀るだけでなく、「月の姫 = 真の三島明神」 を祀っていたのではないでしょうか。

瀬織津姫を封印され、神功皇后や応神天皇由来の神社が建てられていたこの場所を、取り返し、
もう一度、真の神を この 「湯月(弓月)城」 の 武家屋敷の庭の中に祀ったのではないかと思うのです。

屋敷の中の庭ならば、その存在を外に知れることは、少なかったでしょうし、また、もしかしたら、ここだけでなく、 河野氏の城の中には、こっそりと、 姫を祭っていたのかもしれません。

そして、もっと昔、 大国主の時代は、ここは、出雲の国だったということも重要なことに繋がると思っています。

今は、ここが出雲の土地だったということは、ほとんど知られていないことです。

でも、この 「湯月(弓月)」 とよばれるこの地区は、出雲の土地。

そして、道後温泉を見つけた鳥は 「鷺」 だということから、「湯月」 の隣には、 「鷺」 と呼ばれる地区が今でもあります。

道後温泉本館の上に立つ、「鷺」 は、 道後のシンボルとして今も羽ばたいています。

今は、出雲の面影はありませんが、神功皇后に宿った神が、この温泉に入ったことと、今お話したことは、とても深い関係にあると思います。

岩崎神社へと向かう階段、そして、神功皇后ゆかりの地もこの山の上です。
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この岩は、先ほどの池のほとりの岩に繋がっています。
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岩崎神社
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神社から、さらに山の上へと向かいます。
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一番上の展望台にやってきました。
ここからは、松山の町が一望できます。
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これが、松山城です。
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現在の天皇陛下が、皇太子さまの時にこられたさいの、石碑です。
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この山の上が、神功皇后の伝説の地です。(姫に繋がる場所)
ここに、仮宮を建て、道後のお湯に入ったと。。。。。

また、この湯月城の中には、

「一遍上人 ゆかりの、湯釜」 があります。
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湯釜の周りには、 「南無阿弥陀仏」の文字が、彫られています。
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神功皇后にまつわる場所の最初のご紹介は、偶然にも、神功皇后が聖母となる、始まりの地となりました。

神功皇后が、八幡神の聖母となったのは、 この地で、「神の湯」 に入ったから。
その裏の意味は、

「再生、復活の女神、 全ての聖母、瀬織津姫を祭るこの場所から湧き出る 「温泉」 」 

にあったのでした。





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by ldc_nikki | 2011-12-30 03:53 | 愛媛県松山市

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