人気ブログランキング | 話題のタグを見る

狸の総大将 「隠神刑部」

こんにちは。

いつでも誰かが~ きっとそばにいる~♪
これは、平成狸合戦ぽんぽこの主題歌、
上々颱風 「いつでも誰かが」です。

今日の最後の動画は、この曲をのせていますので、
狸の伝説を、この曲を聞きながら読んでいただけたら、
狸の光景が浮かぶかも?

前回、狸のお話をしてから、狸の伝説にはまっています。

昨日は、二箇所、狸さんの伝説のところへと行ってきました。
なので、今日、明日、明後日と、
狸のお話が続きます^^ 

まとめて、狸さんの伝説を
のせたいと思っています。


冒頭で、平成狸合戦ぽんぽこの歌に触れたのは、
もう一つ訳があります。

というのが、
今日お話する狸は、あの映画の登場人物、

「隠神刑部」 です。

あの映画をまだ見ていない方は、ぜひ一度見てみてくださいね^^
先日私も、改めてじっくり見たのですが、
なんだかとても考えさせられる映画でした。

多摩に住む狸たちは、
動物たちの山を壊されていくことに怒り、
人間を追い出そうとします。
でもなかなか思うようにならず、
四国から狸の長老たちを呼び、助けてもらおうと計画します。

そして、その時多摩に向かった長老の一人が、
この隠神刑部です。

他に、一緒に向かった狸は、
徳島県小松島市にある金長大明神の金長。
そして、
御年999歳の、屋島に住む 太三朗禿狸です。

映画の中では、この太三朗禿狸が一番古い狸となっていますが、
実は、この松山に住む 隠神刑部が、もしかしたら一番の長老の狸かもしれません。

あの松山市から久万高原町へと向かう、直線上の山の麓にその跡が残る
隠神刑部は、天智天皇の御代に、この地に住むようになったと言われます。

その訳は、
この地で、起こった出来事がその時代だったからです。

空海が狸を開放したと言われるのは、
ここに、起源があったのかもしれません。

天智天皇の時代に住みついた隠神刑部は、
次々子孫をつくり、とうとうその数は、

「808匹」 になったといいます。

不思議でしょ。

ここでも、 「8」

四国八十八か所は、「88」 ですが、
狸の数は 「808」 

ここまで 「8」の数字にこだわらなければいけなかったことは、
今の時代の私たちには、想像ができない世界です。

でも、この時、姫を封印しようとしていた人々は、
「8」 という数字にこだわり続けていました。
だから、空海は、その逆を同じ 「8」 で しようと思ったのではないかと思うのです。

天智天皇、持統天皇などの古墳が 「八角形」八角墳となっていることが
その象徴かもしれませんね。

ここで、ちょっと話が古墳にそれますが、
斉明天皇や天智天皇の古墳も 「八角形」になっているのでは?
と 思われる方もいると思いますが、
これは、天武天皇が、斉明天皇の子供で、天智天皇の兄弟だということを
証明するために、ダミーとして造られたものだと私は思っています。

この二人の天皇が、正式に葬られたのは、
亡くなってからずいぶんたってから。

天智天皇が本当に亡くなった場所は、
ここ愛媛だったのです。

と、これは私の勝手な想像ですが、
それだけ、「8」という数字にこだわっていたのです。

隠神刑部の有名な伝説は、
『松山騒動八百八狸物語』 として語られていますが、
この伝説もまたあることが元になっている、お話で、
その発端とは、不思議な縁と言えるような、
久万高原町の人たちの百姓一揆にあると言われます。

四国一の神通力をもつと言われた 隠神刑部は、
この松山藩のお家騒動に巻き込まれ、
ついには、久万山の古い磐の中に808匹の仲間とともに、閉じ込められたといいます。

その心霊を祀る場所が、
ここ久万高原町から松山へと降りてくる山の麓、

松山市久谷中組にあります。

今でも、磐の洞窟の中に閉じ込められている、
隠神刑部。

まるで、姫と同じ道を歩んだかのようです。

久万山とは、現在の久万高原町だと思われ、
古い磐とは、古岩屋、あの岩屋寺から移り住んだ仙人がいると言われる、
古岩屋なのかもしれません。

そういえば、あの場所で不思議なことがありました。

古岩屋の岩の下を流れる川で、
笛の練習をしていた時に、笛を吹き始めると突然大雨が降り、
吹き終わると、嘘のようにやんだこと。

あれは、そこにいるよという合図だったのかな?
なんてふと思い出しました。

もし、古岩屋の前を通ることがあれば、
ほんの少し思い出していただけると嬉しいです。

四国一の神通力を持つ、とっても勇敢で、とっても家族思いな
隠神刑部という狸がいたことを。。。。。。

狸の総大将 「隠神刑部」_e0165472_13165333.jpg


狸の総大将 「隠神刑部」_e0165472_1317796.jpg


狸の総大将 「隠神刑部」_e0165472_13171990.jpg


狸の総大将 「隠神刑部」_e0165472_13173442.jpg


私が勝手に思っているだけですが、
この狸が、隠神刑部なのかもしれないな。。。。。。

そういえば、映画の中の隠神刑部も
この狸に似ていたかも。。。。。

狸の総大将 「隠神刑部」_e0165472_13183449.jpg


意識はしてなくても、
封印された一族も、封印した一族も、
みんなが分かち合うことができたらいいですね。

それは、世界が一つになることに
繋がるのかな。。。。 なんて、それだけではないのですが、
ふと思ったのでした^^ 





隠された歴史、消された神々のことを、一人でも多くの人に知っていただくために
もし、よかったら、(バナー)をポチっとお願いします^^

一緒に、瀬織津姫を復活させましょう♪ 

にほんブログ村 哲学・思想ブログ スピリチュアル・精神世界へ
にほんブログ村

愛姫伝 スマートフォンサイト 
QRコード
狸の総大将 「隠神刑部」_e0165472_239596.png


ブログで紹介した場所を、地図でご案内しています。。
お越しの際には是非ご参考にされてください。

愛姫伝神社・お寺・観光マップ
by ldc_nikki | 2012-05-27 13:22 | 愛媛県松山市

数あるブログの中からお越しいただきましてありがとうございます。 不思議な数々の出会いから、今は、愛媛の神社めぐりをしながら、神社や女神様そして、神話の神々の伝説を調べています。


by 愛姫
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31