花
2016年 11月 05日
一眼レフを持ち始めてから、今までよりもさらにいろんなものをじっくりと見るようになりました。
私の歴史の研究は、ただお寺や神社のことを調べるわけではなく、
一般的な歴史を文献から探してくるのでもなく、いろんな物を深く知るということをします。
元々歴史が苦手だったこともあり、最初は本当になにもわかりませんでした。
それが逆によかったのか、全ての意味を一から調べないと、文章の意味が全くわかりませんでした。
その内どんどん、いろんなことが疑問に思ってきて、いつの間にか、今まで疑問にも思わなかったいろんなことに疑問を持つようになりました。
『花』もその一つ。
全ての花の意味を調べるわけではありませんが、いろんな伝説や物語や神話の中に出てくる花にはやっぱりその奥に深い意味があります。
現代の私たちには見えないものを、花を通して見ていました。
自然界に存在するものは、全ての同じ命の循環の中に存在する。
色や花びらの数、咲く季節や咲き方、散り方…
花の生育もまた、自然の法則の中にある。
昔の人の観察力はすごいな…と思います。
今はいろんなものがあり過ぎて、大切なものが見えなくなってしまっているのかもしれませんね。