今年もありがとうございました
2017年 12月 31日
今年も残すところ後一日になりました。
皆様、どんな年末をお過ごしでしょうか。
今年神社を巡り始めて9年が過ぎ10年目に突入。
自分の中で、一つの節目をむかえているような感じです。
9年前の年の暮れ、私はこれまでの膿を出す準備をしているかのように、喉の横にゴルフボールよりも大きな塊ができ、
顔は腫れ、人前に出れるような状態ではありませんでした。
年明け4日、腫れていた所が勝手に裂けて、大量の膿が出てきました。
それから、神社巡りが始まり、どんどん歴史の謎に引き込まれていきました。
自分がなぜそこまで歴史に引き込まれるのか、その理由は今もはっきりとわかっていませんが、
いろんなことを知れば知るほど、いろんな謎が解ければ解けるほど、今の社会に繋がっていると実感するようになりました。
今の社会の常識や思考は作られたものだということや、すべては繋がっていて、分断すればするほどバランスが崩れ、問題は増える一方だということを確信し、それを変えないといけないと思うようになりました。
神社や歴史に興味を持つ理由は、一人ひとり違っていて、自分の中の何かがそれを通じて気づかないといけないこと、感じないといけないこと、知らなければいけないことがあるように思います。
神社という場所は、神さまと向き合う場所でもあり、自分と向き合う場所でもある。
9年間、神社や歴史と向き合ってきて私はそう思っています。
来年の干支は、戊戌。
戊も戌も、どちらも土の性質を持ち、土と土が重なる比和となる年。
土は、四季の移り変わりを意味を持ち、
更に、戊は草木が繁盛し盛大になることを表し、戌は枯れることを表す。
片方が枯れ、片方が茂る。
そんな変化の年となりそうです。
また、自分が変化できる年でもあると言います。
ただ、何もしないで変化できるわけではなく、自分の行動が変化できるかの鍵に。
その時一番大切なことが、自分の心。
私来年は、自身も自分の心と向き合い、自分が向かうべき道を決める大切な一年になるように思います。
先日、これまでなぜか行くチャンスがなかった、香川県高松市の田村神社に行ってきました。
香川の一宮、田村神社は、倭迹迹日百襲姫命をお祀りする神社です。
でも元は、水の神をお祀りしていたと言い、その神の姿でもある龍神も祀られています。
人は、生きている限り何度だってやり直すことができる。
もちろん、自分の歩いてきた道は消えることはないかもしれないけど。
せっかくいただいたたった一つの命、みんなが幸せに生きれる世界になればいいなと思います。
命はどんな命もすべて繋がっている。
その見えない糸を切ることは、誰もできない。
どんなに見ないようにしても、どんなに自分には関係ないと思おうと、どんなに切ろうとしても、
誰にも切ることはできない。
私はこのブログを書き始めた頃、瀬織津姫を復活させましょうと書いていましたが、
今は、そう思っていません。
また今は、瀬織津姫という一つ名前にもこだわっていません。
そして、復活させるのは、瀬織津姫ではなく、私たち一人ひとりの心です。
私たち閉ざされた心、いろんなものがわからなくなり、見えなくなってしまった私たちの心の目。
その閉ざされた心を開くことが、瀬織津姫の本当の意味を知ることに繋がるのだと思います。
最後に、来年1月20日(土)に開催される「お話会」は、まだお申込みを受け付けています。
まもなく2018年。
来る2018年が、皆様にとって素晴らしい年となりますように、心から願っています。
今年も最後まで読んでくださって本当にありがとうございました。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。
愛姫伝「愛姫」