海の中の鳥居が守る、岬の神社
2010年 07月 16日
【お知らせ】
神社に行きたいけど、なかなか一人では行けない。
場所がわからない、一緒に行ってみたい。。。。そんな方々の為に、
「愛姫伝☆日帰り神社めぐり」をやってみようかなと思っています。
日時:9月4日(土曜日)
朝10時頃スタート。
場所はまだ未定です。
もし、一緒に行ってみたいという方がいらしゃいましたら、
このブログのコメントにお寄せ下さい。
沢山の新しい出会いがあればいいな。と思っています。
ご参加、お待ちしています。
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こんばんは。愛媛は雨も上がり、まもなく梅雨明けとなりそうです。
そして、あちこちで夏のお祭りが始まります。
縁日に花火、踊りに太鼓。 ブログでもお祭りの様子をお伝えしていきたいと思います。
今日は、今治市の一番北の端の岬にある神社をご紹介したいと思います。
今治市の一番北は、愛媛県の一番北の端。
今日の神社は、今治市波方町「宮崎」にある神社です。
ここは、市内から約20分位車で走った所にあります。今治とは思えない景色で、私も大好きな場所です。
そして、今治のスピリチュアルスポット、自然のエネルギーが沢山頂ける場所だと思います。
大浜の八幡神社で、お祓いをして頂いた後、桜井の神社に行ったのですが、
行っている途中、 「宮崎」 がふと頭に浮かび、行く事にしました。
宮崎は、今治の中で、昔からの自然が残る海岸の唯一の場所のような気がします。
宮崎に行く山道は、途中までは綺麗に舗装されていて所どころから瀬戸内海の美しい景色を見ることが出来ます。山を越えると海岸に出ます。
そして、神社のある山へと上がる手前に、海の中の鳥居があります。
私達が行った時は丁度引き潮の時で、鳥居は水の中から出ていました。満ち潮の時は、海の中にありますが、潮が引いていたので、鳥居をくぐることは出来ました。
鳥居の後ろに山が見えました。この山がご神体?
実は、この山に神社があることはこの時まだしりませんでした。
静かな、瀬戸内海の海がとても綺麗です。
この鳥居から向こうは殆ど家もなく、山へと続いています。ここからがもう聖域。
海のパワーと山のパワーを同時に受け取ることが出来るような気がします。
昔、この山の途中の砂浜に泳ぎに行っていたことがあり、なんだか懐かしく、また山がとても気になり、私が泳ぎに行っていた砂浜まで行ってみることにしました。
山に入る入口の所に、小さな看板が。
「御崎神社」
(この奥に、神社があるんだ!!)
昔何度も、この道を通っていましたが、神社があるなんて全くしりませんでした。
そして、山の中に小さな道が続いていて、その道は神社へと繋がっているようでした。
山の中の道は、とても神秘的な雰囲気。私達は車で行きましたが、この山道を歩いて行くのもいいかもしれません。
細い山道をぐるぐる回るように進んで行くと、左に鳥居がありました。
ここからは、歩いて行きます。
鳥居をくぐると、山の中の参道へと続きます。
この参道には最大規模のヤマモモの巨木群があり、波方町の天然記念物になっています。
潮の香と山の木々の香。鳥の泣き声。静かな参道を下って行くと、拝殿が見えてきました。
殆ど人がくるような場所ではありませんが、神社はとても綺麗にされていました。
この地区の人達は、しっかりと神社を守っているんだなと思いました。
最後の鳥居をくぐり拝殿へ。
*御崎神社
:御祭神:日子穂々出見命(ひこほほでみのみこと)
猿田彦大神(さるたひこのおおかみ)
句々比売命(くくひめのみこと)
(神亀5年(728)に創設と伝えれれています。)
こちらの祭神さまの中の、日子穂々出見命(ひこほほでみのみこと)さまは、昨日のお話の中に出てきた女神さまととても深い関わりがあります。
ニニギとコノハナノサクヤビメとの間のお子様で、トヨタマ姫を妻とし、ウガヤフキアエズ(カムヤマトイワレヒコ(神武天皇)の父)をお生みなられ、高千穂宮で伍佰捌拾歳(580年)過ごして亡くなったと言われている、山幸彦です。
トヨタマ姫の妹 玉依姫神が昨日のお話に出てきた女神さまです。
内子の山に入る前に出会った、天神社の玉依姫神さまが、この場所を導いて下さったような気がします。
そして、もう一人の御祭神、猿田彦大神(さるたひこのおおかみ)さまは、行動と直感の神様。
猿田彦大神は、天から下りてきた邇邇芸尊を迷わないように、高千穂まで導くという道案内をした神様です。
長い鼻持ち、八咫鏡のように光輝く目を持っていたと言われています。
何かに迷い、踏み出すことが出来ない方は、猿田彦大神(さるたひこのおおかみ)さまの所へと行かれるといいでしょう。
直感を信じ、恐れを捨て前へと進みなさい。そんな風におっしゃている気がします。
最初の1歩は、頭で考えるのではなく体を動かすこと。そんなことを教えてくださっている気がします。
動いていれば、何かが動きはじめる。
人は、頭で損得を考え、利益を考え、失敗を恐れる。
でも、本当に進むべき方向は、目の前の損得や利益を考えていては進むことは出来ない。
諦めない限り、命のある限り、道は永遠に人生という道は続いていき、「失敗」という言葉はないのだと私は思います。 今起きている出来事がないと、次の道へとは進まないのだから。
だから、恐れを捨て、自分を信じ、動く。
一瞬のひらめき、一瞬の想いを逃さぬよう、心に素直に。。。。。。
また、猿田彦大神は私達に必要な縁を引き寄せる神様でもあります。
人の未来は、沢山の縁から繋がっていく。
一歩を踏み出す勇気がほしい時、猿田彦大神さまの神社へと行き、心静かに、祈りを捧げてみてはどうでしょうか。
神社を後にする時、参道へと入る入口の鳥居を写してみました。
木々を優しく照らす光が映っています。
本当に有難い、有難い。。。。。。。
神社のある山の下には、美しい海岸があります。
もし行かれることがありましたら、是非、この海岸にもお立ち寄り下さい。
今日も本当にありがとうございました。
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