古墳の上に鎮座する「三島神社」
2011年 01月 04日
お正月も終わり、今日から仕事。
2011年も、本格的にスタートですね。
今年の干支は、うさぎですが、
正確には、干支は、「十干(じっかん)」と「十二支(じゅうにし)」の組み合わせで
あらわします。
干支(えと)の「干」は「十干」のことで
干支(えと)の「支」は「十二支」のことです。
十二支は、通常よく耳にする
子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥
今年は、この十二支の 「卯(うさぎ)」ですね。
十干とは、
甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸 の10種類。
日本語読みすると
甲:きのえ、乙:きのと、丙:ひのえ、丁:ひのと、戊:つちのえ、
己:つちのと、庚:かのえ、辛:かのと、壬:みずのえ、癸:みずのと、
と読みます。
今年は、十干は、「辛:かのと」
なので、今年の干支は、
「辛卯」。
「かのとう、しんぼう」と読みます。
六十干支の28番目になります。
「卯」は、十二支の4番目。
陰陽五行で「木」性に当たります。
季節は春・旧暦の2月,方位は東。
動物は兎(うさぎ)。
「卯」の字は「茂る」という意味で、
草木が地面をおおう状態を表しているそうです。
「辛」は十干の8番目、
「金の弟」。陰陽五行で「金」性の「陰」に当たります。
金は金属や鉄。辛は、宝石や貴金属など小さくて精練された金属を象徴するそうです。
「辛」の字は新(あたらしい)で、草木が枯れて新たな世代が生まれようとする状態を表して
いるそうです。
一度枯れた地面に、
新しい時代が始まり、枯れた地面をおおう年ということになりますね。
今年の干支のように、
新しい、素晴らしい世の中が始まる年になるといいですね。
そして、私達一人一人も、
新しい芽を出し、育っていきますように☆
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今日は、古墳の上に鎮座する 神社です。
今治市の、今治市馬越にある三島神社。
ここは、伊予の国造りをした、
「小千命」の 墓と言われているところです。
神社のある場所は、小さな山のようになっていて、
この場所を、鯨山といいます。
もともとこの辺は、海中にあった島山で、
鯨がうちあがったので、聖武天皇神亀5年に鯨眠山と改称したと言われており、
また、馬越はもともと遠浅の海で、干潮の時は馬に乗って通行することができたので、
地名が馬越になったとも。
古墳は、
この鯨山の上にあります。
この場所に、
和銅5年8月23日大三島から勧請し神護寺を置き、
鐘楼二重輪塔を造立して鯨眠山安艱寺と称したのが始まりと言われています。
小千命の古墳を守るために、
作られた、お寺と神社。
少し形が変わってしまった場所もありますが、
半分は、ほとんど変わっていないそうで、
今もなお、この場所だけ昔の面影を残しているのです。
また、大山祇神社の戦国時代の宮司
により手記に、「小千命御墓在馬超邑」と書かれてあります。
では、三島神社をご紹介します。
*三島神社
*今治市馬越字鯨眠山1番耕地229番地
*祭神:
大山津見命(おほやまつみのみこと)
上津比売命(うわつひめのみこと)
下津比売命(したつひめのみこと)
*境内社
広瀬神社
荒神社
*安養寺
*ご本尊:大通智勝仏
安養寺
お寺の上に神社があります。
力石。
三島神社では、相撲大会や、
力石のかき比べが行われていたそうです。
拝殿
本殿
本殿の奥の杜に入ると
ここには、何も書かれていませんでした。
もしかしたら、この下に
眠っているのかもしれません。
そして、境内社
ここは、すぐ近くにバイパスや
主要道路があり、この場所だけ別世界のようです。
昔は、この辺まで遠浅の海で、
小千命は、最初は、漁業で町を大きくしていったといわれています。
今治が出来上がった原点が、
ここにも。
今日も、ありがとうございました。
まだまだ、これから寒くなりますが
どうぞ、お体ご自愛ください。
最後に、暖かい沖縄の曲をどうぞ♪
神々の伝説を伝えるために、そして、その中から自らの生き方を見つけるために、
ブログランキングに参加しています。
幸せの輪を一緒に広げませんか。幸せの入り口(バナー)をポチっとお願いします。
にほんブログ村
私が行った、オススメパワースポットを地図で紹介。
まだ始めたばかりですが、これからどんどん増やしていきますので
お越しの際には是非ご参考にされてください。
愛姫愛媛パワースポット地図