ここが来島海峡です!そして、 「観音様と背負った大亀」の山
2011年 02月 17日
今日は、雨。 これからは、雨が降るたびに、少しづつ春にむかっていきますね。
仕事が終わって、久しぶりに、大浜八幡神社にお礼参りに行ってきました。
昨日も少し冒頭でお話しましたが、とても信じられないできごとがありました。
早速は、今日はそのご報告とお礼に、姫の神社へ行ってきたのです。
姫のお宮の前に着いたとたんに、何故か、大粒の雨。
姫は水の女神さまだから、姫がおりてきてきてくれたような気がしました。
本当に感謝、感謝です。
所で、大浜八幡神社に、小千命の像があります。
海の方を向いて立っているのですが、
それが、とても不思議なのです。
まず 境内の前につくと、階段があります。10段ほどの低い階段なので、
下からも見えるのですが、ここから見ると、
大三島の方に、少し斜めに向いているように見えるのです。
でも、近くに行ってみると、鳥居と海に向かってまっすぐに向いているのです。
ある時、「あれ?今日は向きが違う。もしかして動いたの~?」と思って近くに行ってみると
いつもと同じ、まっすぐに向いていたのです。
目の錯覚で、そう見えているだけのようなのですが、なぜか、下から見ると、大三島を向いているのです。
もし、行く機会のある方はぜひ、注意してみてみてください。
今でも、ここ大浜から、大三島を見守っているのですね。。。。
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今日のお話は、大島の絶景ポイントのお山 「亀老山」です。
大島には、瀬戸内海を望む絶景地が、二つあります。
吉海町側には、ここ 「亀老山」 そして、宮窪町側には、カレイ山です。
今回は、吉海側の 「亀老山」へ行ってきました。
ここには、亀にまつわる伝説があります。
その一つに、このお山の由来にもなっている伝説です。
今から 1300年ほど前のことです。
旅の途中の僧が、ここ大島の洞窟に着いた時でした。
黄金色に輝く、それはそれは美しい観音様を背負った大亀が、
洞窟にいたのでした。
早速、その観音様をもって、あるお山へとのぼり、そこへ 七堂迦藍を建立して崇拝したそうです。
それ以来、このお山を、亀老山とよぶようになったそうです。
ここ亀老山の頂上には、展望台があり、瀬戸内海来島海峡を一望できる絶景ポイントです。
360℃見渡せるこの場所は、本当に美しい。
私が行った日も、大阪から、観光客らしき人が来ていました。
大島に来られたさいには、ぜひ立ち寄っていただきたい場所のひとつです。
今日は、その360℃の風景を写真でご紹介しますね。
まずは、南方面。今治方面です。
この方向に、大浜八幡神社もあります。
遠くに今治の町も見えます。
次は、北の方です。
大島の山々が見えます。見えているところは吉海町。山を超えると宮窪町になります。
左に見えている海が、昨日、一昨日とご紹介した場所。
椋名、泊です。そして、大山、念仏山が見えます。 大山積神の生まれた山も見えていますよ。
そして、大山積神の母上が、機を織っていたと言われる海岸も。。。
そして、東。
瀬織津姫の島、「津島」が見えています。
津島の向こうに見えている大きな島が 大三島です。大山積神社は、あの高い山の向こう側。
右端の方が、瀬戸というところで、大山積神社が最初にあった場所です。
そこから、後に今の場所へと移されたといわれています。
ここ大島から、母とともに移った場所も、瀬戸です。
大三島のあの高い山は、薬師山といいます。
そして、大三島の左の島は、大下(おおげ)島。 その向こうが、大崎上島です。
写真には見えていませんが、大下島の左横に、 岡村島があります。
太古の昔は、姫子島と呼ばれ、その頃から、コノハナサクヤヒメが祀られていました。
現在も、岡村島の姫子島神社に、祀られています。
この海は、瀬織津姫そして、大山積神の謎が秘められた、聖域です。
次は、南東。今治市街地を少し拡大して。。。
海岸沿いには、今治の町が見えます。ちょうど真ん中に少し高い建物が見えますが
あれが、今治国際ホテル。今治で一番高い建物です。目印ですね^^
そして、向こうに見える山々が、沢山の伝説が残る、神の聖域の杜です。
左の方が朝倉。 斎明天皇の伝説が残る場所。そして、右にいくと、多伎宮。今治を守る神の鎮座する場所。
古代の時代には、ここで鉄がとれていたと言われます。大国主命や、少彦名命、さらにはスサノオもここを
訪れたという足跡が、多く残る山脈です。
弘法大師も、訪れ、この山にあるお寺には、伝説が残っています。
はるか昔から、神々の住む山と言われ、現在もその足跡が残っています。
そして、最後は南南東。しまなみ海道方面です。
しまなみ海道の中で一番大きな橋が、この橋です。 今治側の端の麓には糸山という山があり、
サイクリングターミナルがあり、日本中から、多くの観光客が訪れ自転車で、この橋を渡る人達の姿が
見られます。
右側の山が波方 宮崎方面。水軍の基地があったと言われる歴史の残る場所です。
半島のようになっていて、向こう側は、大西。 この大西町九王と呼ばれる場所が、
スサノオが最初に上陸した場所と言われています。
太古の昔から、数々の伝説が残る、瀬戸内海 来島海峡です。
まだまだ、わかっていない謎も、多く存在する場所でもあります。
そして、愛媛は、日本中の中でも、あまり知られていない場所かもしれません。
私は、神々の伝説とともに、この愛媛の素晴らしさを、一人でも多くの人に知っていただきたいと
思っています。
最後に、もうすぐ、運休になる大島フェリーです。
帰りもこの船に乗り、大島を後にしました。 大島もまだまだ、ご紹介できていない場所が
沢山ありますので、次回の大島をお楽しみに。。。。
今日もありがとうございました。
今日の曲は、桜とともに 「ふるさと」です。
瀬織津姫は、桜の姫でもあります。 美しい桜の季節ももう少しですね。
今週も、後一日でお休みですね。 明日も笑顔で、素敵な一日を。。。。
おやすみなさい☆
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