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ご神体に導かれ   「日尾八幡神社・龍神社」 

こんばんは。

今日、ご紹介しようと思っていた、日尾八幡神社。

日尾神社は、たまたま通りかかって立ち寄った神社だったので、どんな神社か調べて、
今回、2日間をかけて巡った場所の意味が、わかったのです。

なにげなく、ただ思いつきで周った道が、
日尾八幡神社にいくために、導かれた場所だったというしか、説明のしようがないくらい、偶然が重なっていたことに、この最後に行った、日尾八幡神社を調べて、わかりました。

こんなことって本当にあるのですね。

日尾八幡神社は、松山市南久米町に鎮座する神社です。
始めは、久米八幡宮と称え、孝謙天皇の勅願所であった場所と伝わります。

ここには、多くの祭神が祀られています。

・西玉殿
   品陀和気命(ほんだわけのみこと、応神天皇)
   帯仲日子命(たらしながつひこのみこと、仲哀天皇)
・中玉殿
   多紀理毘命(たぎりひめのみこと、比売神、宗像三女神)
   狭依毘売命(さよりひめのみこと、比売神、宗像三女神)
   多紀都毘売命(たぎつひめのみこと、比売神、宗像三女神)
・東玉殿
   大帯姫命(おほたらしひめのみこと、神功皇后)
・西玉殿側玉殿
   健内宿禰命(たけうちすくねのみこと)
・中玉殿
   伊予比売命(いよずひめのかみ)
   饒速日命(にぎはやひこのみこと)

・東玉殿側玉殿
   猿田毘古大神(さるたひこのおおかみ)

これだけでなく、境内社には、

・天照皇大神(玉垣内本殿東隣)
・春日大神(玉垣内本殿西隣)
・天満神社(本殿東側)
・東道後神社(天満神社東隣)
祭神は天御中主大神、天照皇大神、月夜見大神、合祀として後藤信正翁命。

この中の、中玉殿の御祭神
伊予比売命(いよずひめのかみ)
饒速日命(にぎはやひこのみこと)

伊予比売命は、伊予比古命と夫婦神とされ、伊予国の地主神と伝わります。

以前、ご紹介した、
伊予豆比古命神社にも、祀られていました。

伊予比売命と、伊予比古命は夫婦神、伊予国の神として、2000年以上昔から、祀られていました。
その場所は、現在の場所ではなく、
久米郡神戸郷古天野神山(現在の小野村大字小屋峠)でした。

小野村、小屋峠とは、前回お話した、新宮神社や、三島神社のあの道から見える山です。


地図の一番上が、新宮神社、そして、三島神社、そして、一之宮神社です。
まず、私たちが行ったのは、この三社でした。
そして、次に向かったのが、日尾八幡神社の末社、野田神社でした。

伊予比売命と、伊予比古命、二柱の御神体は、小野村の小屋峠に祀られていたのですが、
洪水により社殿が崩壊し、平井谷明神ヶ鼻に遷座されました。
しかし、再び、洪水にあい、二つの御神体は、別々の場所へと流されてしまったのです。

男神の伊予豆比古命は天山村の縦淵流れ着き、
現在の神社、伊予豆比古命神社に遷られました。

そして、女神の、伊予比売命は、
日瀬里(現在の久米窪田)の龍神淵にて引き上げられたのです。

野田神社に行った次の日、
私たちは、もう一度、前の日と同じ方向へ行くことにしました。
国道11号線を、東温市方面へ走っていたのですが、道路が、ものすごい渋滞。
しばらく、国道を走っていたのですが、あまりにも混雑がひどいので、
横道へ、入ることにしました。 
そして、横道へ入って少し行くと、小さな神社がありました。

神社の名前を見ると、龍神社。

こんなところに、龍神社が。。。。 参拝させていただくことにしました。
それが、伊予比売命の御神体が、流れ着いた場所、久米窪田に鎮座する、神社だったのです。


そして、龍神社に参拝した後、
そのまま、なんとなく、日尾八幡神社の方へと戻り、前日、前を通って気になっていたのもあって
参拝させていただくことになったのです。

伊予の姫神と御神体があった 小野町小屋峠の側を通り、三つの神社に参拝し、
次の日、御神体が流れついたその場所へと、導かれ、そして、引き上げられた御神体をお祀りする
日尾八幡神社と、たどり着いたのです。

御神体の流れた道を、私たちは通って行き、
現在の場所へと、導かれたことに、気付きました。

偶然と言ってしまえばそれまでですが、私は偶然だとは思いたくないなと。。。。
そのことに、どんな意味があるのかはわかりません。

でも、その道をこうして、たどることができたことに、感謝したい。
姫さまと、少しでもつながっている、そう思えたことが、とてもうれしかったです。

現在、御神体は、夫婦別々の場所に祀られています。
そして、日尾八幡神社 中玉殿では、饒速日命とともに、祀られている。
やはり、伊予比売命は、龍神 瀬織津姫といえるかもしれません。

龍神社
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ご神体に導かれ   「日尾八幡神社・龍神社」 _e0165472_22353544.jpg


そして、ここも、三島の神紋でした。
(折敷に角三文字)
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ご神体に導かれ   「日尾八幡神社・龍神社」 _e0165472_22384541.jpg


本殿
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そして、現在御神体が祀られている
日尾八幡神社
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並んだ狛犬
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生目神社
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奈良原神社
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金毘羅大権現
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更に階段を上る。
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拝殿
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本殿 (西玉殿 中玉殿 東玉殿)
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春日大神
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天照皇大神
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東道後神社
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ご神体に導かれ   「日尾八幡神社・龍神社」 _e0165472_2321745.jpg



現在は、夫婦別々に祀られている、
伊予比売命と伊予比古命。
もしかしたら、一緒に、お祀りしてほしいのかもしれないな。とふと思いました。
いつか、叶うといいな。。。。。

二柱の神が、最初に祀られていた 小野町は、応神天皇の時代、
松山地域の国つくりの中心となった場所です。
神魂命を、祖神とする、久米氏の祖先 久妹国造が、開拓したと伝わります。

今回、私が巡った場所は、その中心の場所でした。 そして、御神体が流れた場所。
中玉殿に祀られる ニギハヤヒと伊予比売命。
そして、宗像三女神である
多紀理毘命・狭依毘売命・多紀都毘売命が、同じ中玉殿に祀られているということも、意味があるようなきがします。


(知って傷つくことと、傷つきたくないから知ろうとしないこと)

みなさんなら、どちらを選ぶでしょうか?
現実を知ってしまうと、傷ついてしまうかもしれない。
でも、それでは、いつまでたっても前に進むことはできない。

知ることが怖いからと、いつまでも、現実から逃げていて、本当の幸せに出会えることはできるでしょうか。

私は、思うのです。
その時は、傷ついてしまうかもしれない。
でも、現実を知ること、現実を受け止めることから、初めて何かが始まる。
目をつぶっていても、何も始まることはないし、幸せになることはできないと。

事実は、いくら目をつぶっても、変わることはないのです。
勇気をだして、目を開けて、本当の姿、現実を知り、受け止め、それから、次への一歩を
歩きだしてみませんか。

それが、幸せになる、第一歩だと、私は思います。。。。。。。





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愛姫伝神社・お寺・観光マップ
by ldc_nikki | 2011-05-23 23:23 | 愛媛県松山市

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