②瀬織津姫と大山祇神社「三神山」  (瀬織津姫を祀る竜王城の神社 「宇都宮神社)

こんばんは。

今日から10月がスタート。 月日がたつのは早いもので、今年も残り3か月となりました。
今年は、いろんな意味で、来年を迎えるにあたっての、準備? のような気がします。。。。

何の準備かといわれると、 う~ん。。。。。。 なんと言っていいのか、わかりませんが、
私自身のことも含め、 浮かんでくる言葉は、 「準備」 

残り3か月、1日1日を大事に過ごしていきたいと思います。

さて、今日は前回の続き 「3」 「三」 

越智家の神紋が 「三」 というだけでなく、 この数字には、 まるで謎ときのような、暗号のような、そんな気がしています。

今日は、 昨日のキーワードの意味を、 といてみたいと思います。

1.三つの山の御神体 
2.三柱の神      
3、三つの島 
4、太陽 ・ 月 ・ 星
5.三位一体
6.三貴子
7.三島とは・・・・



1.三つの山の御神体

大三島に鎮座する、大山祇神社は、現在大三島町宮浦という場所に鎮座しますが、大山祇神社には、三つの御神体があると言われます。

一つは、 神社の西南にそびえる、鷲ヶ頭[わしがず]山。
鷲ヶ頭は、古来神野山といわれました。 大三島の中で一番高い山で、芸与諸島 の最高峰です。
船で来島海峡を通っていると、ピラミッド型をしたこの山は、すぐわかり、船の人々の目印にもなっているのではないかと思います。

頂上に向かう途中には、「えぼし岩」と呼ばれる、巨石があり、古代、祭祀場だったのではないかと思います。

二つめは、 神社本殿のすぐ裏にある、小高い小さな山、小見[おみ]山です。
小見山は、 神社のすぐ裏、 奥ノ院があるところです。
大山祇神社奥ノ院といわれ、ここには、昔、神宮寺というお寺がありました。

このお寺は、神社の守護寺として建てられたお寺で、一一三五年に建てられました。
当初は「神供寺」とよばれ、四国霊場八十八ヶ寺の第五十五番札所・月光山神宮寺とされていた時もありました。
現在は、この場所は、祖霊社となっていますが、 とてもこのことからも、とても重要な場所の一つだと言えます。
神宮寺は、「月光山」とつけられていますが、 この 「月光」 は、 瀬織津姫の山を現しているものと思われます。
瀬織津姫は、水の女神ですが、 月の女神でもあったのです。
後ほど月の女神については、お話しますが、 奥ノ院神宮寺もまた、 瀬織津姫の面影を残したお寺だったのです。

そして、最後、三つめは、南山(安神山)です。

この三つの山は、 繋がっていると言ってもいいほど、隣合わせにあり、 その道沿いには、さまざまな姫の跡が残っています。
最初に、お話しました巨石もその一つですが、 
先ほどの奥ノ院に行く途中には、 「樹齢3000年」 と言われる、大楠があります。

以前ブログでもご紹介しましたが、この大楠は、 「生樹の御門」 と呼ばれ、
2本の太い幹の間がトンネルのようになっていて、人が木の中をくぐることができます。
お寺があったころは、この木をくぐり参拝していたそうです。

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そして、この生樹の御門は、不老長寿の木という伝説もあります。

この 「不老長寿」 の御神徳は、 あとでお話する7つのキーワードの中にもでてきますが、
大三島=不老長寿の島 に繋がる、 大切なキーワードの一つです。

そして、いよいよ三番目の山 「安神山」 です。
安神山は、 昔は 「荒神山」 と呼ばれていました。 どうして、この御神体である、 安神山が、荒神山とよばれるようになったか。。。。 
ここに、 大山祇神社創建の秘密があります。

安神山と、一つめの鷲ヶ頭の間に、 滝山という山があります。
ここには、 「入り日の滝」 があります。 
ここには本尊を十一面観音とする滝山寺があります。 
「滝」 「十一面観音」 これもまた、瀬織津姫の姿です。

向かって左側が荒々しく流れる男滝、右側がしなやかに流れる女滝。
この滝は、古代から、夕日にあたって虹ができる場所と言われます。
現在は、水量はわずかですが、古代は、この滝を、豊富な水が落ちてきていたのだと思います。

そして、ここもまた、古代から人々が姫の滝として、崇めていた場所だと。

一番重要な、安神山のお話にもどりますが、 安神山には、古代、龍が住んでいたといいます。
しかし、その龍は、今はいません。 そのいなくなった 龍こそが、 瀬織津姫のことです。

大宝元年、(701年) 越智玉澄は天皇の勅命によって、 瀬戸に鎮座していた、大山祇神社を現在の宮浦へと遷宮し始めます。 
しかし、移転さきには、龍(大蛇)が先に住んでいて移転ができなかったと言います。
そこで、天皇は、この龍(大蛇)を追放するために、この南山安神山の頂上に、五龍王を祀りました。
そして、龍は、横島へと逃げていったと伝わります。

この安神山に住んでいたという龍こそが、瀬織津姫のことなのだと思います。

瀬織津姫(龍)が、飛び去ったといわれる 「横島」 方面には、今も瀬織津姫の別名の女神たちが、島々に祀られています。

701年、 大山祇神社の大造営が始まり、 16年の年月をかけ完成、 完成後さらに3年の年月をへて、
正遷座されました。

この間の19年間、 倭の国は、 さまざまな大変革が起きていました。
まず西国を中心に瀬織津姫を祀る神社は、焼かれ、御神体を奪われ、さまざまな文献も焼き尽くされました。
そして、その波は、蝦夷の国へと流れます。
最後まで、抵抗したのが、蝦夷と言われますが、 その蝦夷でも瀬織津姫の名前は神社から消されていったのです。

大三島の三つの山の御神体、 現在の大山祇神社が創建されるずっと前から、三神体は、古代から信仰されていた山々です。
そして、それはどうして、三つの山でなければいけなかったのか、 それは、 それぞれの山に祀られる神があり、その三柱の神々を合わせて一つだったからです。

その神々のお話は、 次回の、 

2.三柱の神でお話したいと思います。


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それでは、今日の神社です。
今日は、久しぶりに 内子町に鎮座される神社です。

              宇都宮神

ここは、旧五十崎町になります。
高速道路 内子インターから 車で10分ほどの、竜王とよばれる山の上に鎮座します。

ここには、室町時代から戦国時代まで、竜王城というお城があったといいます。
このお城は、河野氏一族の居城であったのですが、秀吉の四国征伐ともない廃城となりました。

どうして、ここが竜王とよばれるようになったかは、まだわかりませんが、
ここに推古天皇の時代から鎮座していた、五十崎森之宮には、瀬織津姫が祀られていました。

現在は合祀され、 宇都宮神社と名前を改めましたが、 今も、 ここには、 「姫大神」として、瀬織津姫は祀られています。

内子町は、大国主と少彦名命の伝説が色濃く残る場所。
太古の昔、少彦名命が国つくりをおこなった場所でもあり、 少彦名命の屋敷があったと伝わる場所もすぐ近くです。

想像以上に、太古の昔から、ここには瀬織津姫が祀られていたかもしれません。

ここを訪れた日は、行く途中、前も見えないほどの大雨でしたが、 神社についた時には、雨も小雨になり、傘がなくても大丈夫なくらいになりました。
神社の宮司さんとも、少しお話ができ、あまりにもすごい雨なので、心配していましたが、
きちんと参拝させていただき、心から感謝でした。

*宇都宮神社(五十崎森之宮)
*喜多郡内子町五十崎甲1571
*祭神
 大己貴命(おほなむちのみこと)
 (姫大神 : 瀬織津姫)
*天正4年龍王城主宇都宮綱實氏神を勧進し五十崎森之宮を合祀、宇都宮神社と改称する。処領内山区十一村の郷社となる。
 明治40年神社条例により町内各社を合祀した。

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境内社から。。。
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深い森の中に、鎮座する境内社もが祀られている場所も、とても神聖なところでした。
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そして、拝殿です。
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最後に、本殿です。
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今日も最後まで、ありがとうございました。
素敵な週末をお過ごしください。。。。。。

3月11日、春を目の前にして起きた、東日本大震災。
春が過ぎ、夏が過ぎ、そして、秋がきて、 もうすぐ寒い冬がやってくる。

美しい山々、 美しい海、 綺麗な空気、 子供たちの笑い声。。。。。
まだまだ、 元の生活に戻るまでには、 多くの時間が必要かもしれません。

でも、いつかきっと、 また、 以前のように、
美しいふるさとで、笑顔あふれる日々がおくれると信じています。

希望を失わなければ、 きっと。。。。




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by ldc_nikki | 2011-10-01 02:11 | 愛媛県内子町 | Trackback | Comments(0)

数あるブログの中からお越しいただきましてありがとうございます。 不思議な数々の出会いから、今は、愛媛の神社めぐりをしながら、神社や女神様そして、神話の神々の伝説を調べています。


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