少彦名命が住んだ場所  「岡森神社」 

こんばんは。

今日は、三島明神のお話はお休みして、久しぶりに少彦名命にまつわる神社をご紹介したいと思います。

大国主と少彦名は、共に力を合わせて国造りを行ったと言われます。
少彦名命は、 医学の神、農業の神、そしてお酒の神様。 薬の作り方を教えたり、 初めてお酒を造ったとも言われていますが、 ここ伊予の国にも、そんな大国主命と少彦名命にまつわる、数多くの伝説が残っています。

私が、この二柱の神さまのことを調べ始めたのは、今からちょうど一年前のことでした。
今治から残るその足跡を、南予までたどって行き、少彦名命が最後を迎えたその場所へとたどりつきました。

まだ、読んでいない方は、ぜひ、少彦名命と大国主命の伊予の旅をご覧ください。
2010年10月19日~11月16日の記事に書いてあります。

有名なお話は、旅の途中に病気になってしまった少彦名命が道後温泉のお湯で元気になり、 石の上で踊りながら喜んだと言われるお話ですが、 この他にも、今治市朝倉から大洲まで、数多くの場所にその足跡は残っています。

その時は、もう他にはないと思っていたのですが、 まだまだ見落としている場所があり、今回はその一社に行ってきました。 

その場所は、 内子町 (旧五十崎町)。
少彦名命が一人でこの地を訪れ、人々に農業を教え、薬を造り、助けたという伝説が数多く残る場所です。

今日ご紹介する神社の由緒にも、書かれてありますが、 一説には、 大国主命と少彦名命は、伊予熟田津で別れ、この地を訪れたと言われます。
しかし、 内子町よりも南の町にも、 二柱の神の足跡が残っている場所があります。

別れたはずの、二柱の神が、どうして、さらに南へと南下しているのか、今でもはっきりとしたことはわかっていません。
でも、もしかしたら、 別れたのではなく、 大国主命はここに住んでいたわけではないだけで、伊予の国全体の国造りを行っていて、 少彦名命は、 この地に宮を構え、最後のその時を迎えるまで、人々のために国つくりを行っていたのかもしれないと思い始めました。

一般的な伝説では、少彦名は、栗の木から常世の国へと旅だったとされますが、 ここ伊予の国、特に南予地方は、最古から、栗が豊富にとれる土地だったと言われます。 そして、今でも、全国でも有数の栗の産地です。 誰も伊予の国だとは思っていませんが、 私は瀬織津姫のことを調べれば調べるほど、少彦名命と伊予の国が思っている以上に深いものだったのではと思い始めています。

今も、少彦名命の亡きがら眠ると言われる 大洲市菅田町大竹にそびえる山(梁瀬山)。

そして、内子の山々の名前もまた少彦名命に関係する山ばかり。
内子町には、出雲の領土だったであろう場所も多く存在します。 

東予、中予の開拓を行ったのが 大国主命、 
そして南予地方を開拓を行ったのが、 少彦名命かもしれません。

今日、ご紹介する神社は、
185余年前に、社殿が全焼してしまい、一切の記録を焼失して由緒沿革などがわからなくなってしまったようですが、神社に伝わる伝説で、
伊予熟田津で大己貴命と別れ南予地方に向かわれた少名彦命が、この地で最初に住んでいた場所が、
洪水に遭い仮宮を造営され数年を滞在された場所と伝わります。

久しぶりに訪れた、少彦名命の足跡。 
そこには、 少彦名命の大好きな 「お酒」 の 会社がありました。
古いたたずまいのその酒蔵は、 少彦名命の面影を映し出すかのようでした。

でも、お店の入口においてあった、お酒の写真には、命の名前のお酒はありませんでした。
心の中で、作ってくれたらいいのにな~ なんて思いながら、神社へ向かいました。

神社のすぐ下にある、 古い酒蔵。

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入口には、新酒ができたことを現す、杉玉がつるされていました。
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スギの葉を集めてボール状にした、杉玉は、新酒が出来たことを知らせる役割を果たしているそうです。
吊るされたばかりの杉玉はまだ蒼々としていますが、だんだん枯れて茶色がかってきます。
この色の変化がまた人々に、新酒の熟成の具合を物語っているそうです。

入口につるされていた 杉玉は、かなり茶色になっていたので、かなり熟成されているのかな。

また、これは、大神(おおみわ)神社の三輪山の杉にあやかって作り始められたと言うことです。
大神神社は、大国主命を祀る神社。 やはり、ここでも大国主命と少彦名命は繋がっているのですね。

*岡森神社
*喜多郡内子町平岡甲1606
*祭神:少彦名命(すくなひこなのみこと)

酒屋さんの隣が、神社の入口。 ここから少彦名命が鎮座するところへ。。。
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もうすぐ、このもみじが真っ赤に染まるんだろうな~。
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いよいよ拝殿へ。
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迎えてくれたかわいい狛犬。
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拝殿
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本殿
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太古の昔、ここに少彦名命が住んでいた。 そう考えただけで、わくわくします。
見たことも、会ったこともない、少彦名命さまですが、 私の中では、いつも、元気で、 身軽なその体で、
竹から竹へと飛び移り、 森の中を駆け巡っている姿を想像してしまいます。

本当の姿は、いったいどんな感じだったのでしょう。
そして、 少彦名命と瀬織津姫さまは、どんな関係だったのでしょう。 


昨日、職場の人が、応援で東北の方へ行っていて、戻ってきました。
町の風景をたくさんの写真に収めていて、 見せていただきました。

津波で何もなくなった町、 土台だけ残った家。。。
そして、 同じ場所で働いていた人たちのそのほとんどが、家族の誰かを失っていました。
それでも、 毎日、 未来に向かい一生懸命仕事をし、 一日も早く元の町へと戻れるように頑張っていたそうです。

最近は、テレビでもあまり移さなくなった 被災地。
半年がたった今も、多くの警察官や消防の人が、今も見つからない人々を探し続けています。

人々の心は、今も、あの日からとまったままかもしれません。

どうか、一日も早く、元の生活に戻ることができますように。
心から祈り、願っています。





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愛姫伝神社・お寺・観光マップ
by ldc_nikki | 2011-10-04 23:36 | 愛媛県内子町

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