床の間と姫 (生きて伝えたものたち)

こんばんは。

今日は、少し遅くなってしまいました。。。
明日は、朝が早いので、少しだけお話をさせて頂きたいと思います。

「床の間」

日本では、昔から、家の一番くらいの高い位置、特別の場所とされています。

この床の間には、 姫と繋がる秘密があります。

床の間には、昔から、「花」が飾られます。 

「花をいける」ことを 華道といいますが、華道の起源は古代からのアニミズムの流れからきていると言われます。
「アニミズム」とは、全てのものには、魂、霊魂が宿るという考えかたです。
また神道の始まり、古神道では、神籬(ひもろぎ)という、神様を迎えるための依り代をおき、迎える儀式がありました。

華道とは、この依り代の意味と同じように、花の精霊を迎える儀式だったといいます。
そして、その花の聖霊を迎える場所が、 「床の間」 だったのです。

「花の聖霊」 と言えば、 桜の女神である、「コノハナサクヤ姫」 です。
そして、花は、昔、竹の節に封じて床の間に迎えられました。 これは、 竹の中から生まれた 「かぐや姫」のお話とそっくりです。

コノハナサクヤ姫とかぐや姫は、 同一とも言われていますが、 ここにも、共通点が。。。

床の間という特別な場所に、 花の聖霊 「コノハナサクヤ姫」 を迎える。
それが、床の間の、古来の意味だったのかもしれません。

床の間には、人間である、私たちは、決して座ることはありません。
それが、たとえ、家の一番偉い主人でさえ。。。

「床の間」 そこは、 土着の神 (女神) コノハナサクヤ姫ととびきりの貴賓を同座させる場所だった。
そこは、聖婚の 「床」だったのか、 それとも、 別の意味をもっていたのか。。。。 

「コノハナサクヤ姫」 とは、 瀬織津姫のこと。
瀬織津姫と一緒に、同座させるとびきりの貴賓とは、いったいどの神様だったのでしょう。

もしかしたら、ここにも二つの意味があるのかもしれません。

一つは、 瀬織津姫とニギハヤヒを同座させる場所。
そして、もう一つは、 姫のところに、新しい特別な神、「大山積神」 を迎え、聖婚(一つ)にさせた 「床」

「消す 追い出す」のではなく、 姫の魂を想う人々が、姫の存在を消すことなく、現状を受け入れるために行った儀式だったのかもしれません。

人々の信仰していた土着の女神を変えなくてはいけなかった心の痛みを、 「花の聖婚」 という形で、受け入れるしかなかった。 

これは、あくまで私の想像です。
でも、 もし、私が同じ立場なら、 そうすることで、自らの心を鎮めようとしたかもしれないと。。。。。。

憎しみと怒りで戦うものもいたでしょう。
最後まで従わず、命を落としたものもいたことでしょう。

でも、生きて、姫の魂を未来へと受け継ぐために、時代の流れを受け入れ未来へと繋げたものもいたことでしょう。

私は、思いました。

こうして、生きて姫の魂を未来へとつないでくれた人がいてくれたおかげで、 もしかしたら、 今も、全国各地に、 かすかな伝承が受け継がれているのだと。。。。

昨日の 「見ざる 聞かざる 言わざる」 も、 使い方次第でそれは、逆に何かを隠していることを伝える道具にもなる。

円空が、自らを 「見ざる 聞かざる 言わざる」 の姿としたとしたら、それは、 
そうならなければいけなかった人々の姿(円空自らも含め)を、 自らの姿として、後世に残したともいえる。

円空もまた、 戦い命をなくすことはせず、 自らの命のある限り、生きて伝える道を選んだのだと。。。。。
いつか、時代が変わり 姫の名前を世に出すことができる日を信じて。。。。。。。






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by ldc_nikki | 2011-10-15 01:28 | 古代の謎

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