熊野神を祀る吉井神社 (秋祭り)

こんにちは。

今日から、久しぶりの東温市 旧川内町の神社をご紹介します。

川内町は、名前の通り、水の豊富な町。 雨乞いの祈願所となった場所が多数存在します。
隣の重野町は、伊予の国の中でも、特に古い歴史が残っている場所の一つです。

ずいぶん前にご紹介しました、浮嶋神社は、 ニギハヤが天磐船に乗って河内国の河上の地に天降った後、結婚したと言われる、御炊屋姫(登美夜須毘売)との間に生まれた 「宇摩志麻遅命」の降誕の浄地と伝わります。

崇神天皇(紀元前90年ころ)の頃に天津社に列せられたともいわれます。

川内町は、その頃からの、雨乞いの祈願所とされていたのではないかとも思います。

物部氏の祖、 また 越智家の祖とも言われる、 「宇摩志麻遅命」。

昨日、ふと思ったのですが、ニギハヤヒには、河内の国に行く前に、すでに結婚をしていた姫がいいました。
天道日女命です。 
瀬織津姫は、 この天道日女命と同一だと今は考えています。

すると、物部氏の祖神は、父方は、「ニギハヤヒ」ですが、 母方は「天道日女命」 ではありません。
ということは、 瀬織津姫ではないということになるのです。

伊予の国の 「越智氏族」 は物部氏の子孫と言われますので、 母方の姫神は、瀬織津姫ではないということになってしまいます。

もしかしたら、ここに、大山祇神社の祭神を変えた謎が隠されているのかもしれないと。
以前から、ずっと気になっていた、 「越智家」 と 「小千命」 
越智家の祖先や、祖神の伝説は、 どうも繋がらない点が多く、その意味をずっと考えてきました。

現在の大山祇神社を宮浦へと正遷座させた、「越智家」 は、 もしかしたら、最初に、大三島へ 「瀬織津姫」を祀った、 「小千命」 と言われる人物と、母方違いの 「越智」 かもしれません。

このことについては、 今頭の中で複雑に入り乱れているので、まだうまく説明できませんが、
ここに、 「越智家」の謎が、あるのかもしれません。

そして、同じ伊予の国の中に、 同じ 「ニギハヤヒ」 を祖神(父) とする、母違いの二つの氏族がいたことが、伊予の国の複雑な神社の祭りかたに繋がっているのだと。

もう少し先になりますが、 大三島のお話をする時、もう少し詳しくこのこともお話できたらと思っています。

では、 今日の神社です。

今日は、 川内町に鎮座する、 「吉井神社」 です。
川内町には、二つの 「吉井神社」 があり、 あとで紹介する方の 吉井神社とどういう関係があるのかはわかりませんが、まずは、山のふもとに鎮座する、 「吉井神社」の方へと行ってみました。

ここは、 祭神が、 熊野神。
速玉男神(はやたまをのかみ)、事解男神(ことさかをのかみ)そして、なぜか、一緒に、高龗神(たかおかみのかみ) が祀られています。

速玉男神は、熊野速玉大社の祭神とされ、伊邪那岐神として祀られています。
熊野三所権現の中の神の一柱です。
そして、事解男神も、熊野三所権現の中の一柱で、熊野本宮大社の祭神とも言われます。

この神は、黄泉の国へと行ってしまったイザナミを追いかけ、向かったイザナギが、イザナミへ別れの詞を告げた時に、生まれた神様と言われます。
そして、この神が、ニギハヤヒと同一とも言われる神の一人です。

古事記の中のお話は、とても複雑で一つの物語になってますが、 こうして一つ一つ読み解いていくと、
その全てが、 瀬織津姫とニギハヤヒを消してしまった過程と結びつくことがよくわかります。
「死」 「別れ」 「再生」 「誕生」 これらが、全て、 瀬織津姫の魂の代わりに生まれた(分霊)(分身)ともいえる、この世界全てのもに宿る神々なのです。

ここ、吉井神社もまた、 瀬織津姫の分身の神々が、熊野から勧請されています。

*吉井神社
*東温市南方吉久字宮之西2
*祭神
速玉男神(はやたまをのかみ)
事解男神(ことさかをのかみ)
高龗神(たかおかみのかみ)
*由緒
應永2年紀州熊野より勧請し、山麓の瀧の傍に社殿を建立、横瀧権現を称したという。
産土神、祈雨神として崇敬厚く、その後戎能備前守の将吉井主水介がこの地に永住して尊崇し、現在の地に建立、古社より神霊を遷し、神田を寄進した。
明治2年吉井神社と改め、同15年村社に列格、同40年神饌幣帛料共進神社に指定された。

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拝殿
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神社の名前は、「吉井神社」 そして、祭神は熊野神ですが、この神社の神紋は、
「三島」 の 御神紋でした。
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本殿
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境内社 「素鷲神社(須佐之男命)」
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境内社 「天満神社(菅原大神)」
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今日は、これから、愛媛の秋祭り最後の地、旧伊予三島の太鼓祭りに行ってきます。
松山からスタートした秋祭りも、 いよいよ、最後の 伊予三島です。

ここは、 もうご存知の通り、 大山祇神社から勧請された、 重要な三島神社が鎮座する所です。

そして、この伊予三島の秋祭りの中で一番盛大に開催される場所が、この三島神社です。
この三島神社の 太鼓台には、「姫神」 さまがのられています。

三島神社の御祭神は、もちろん大山積神(男神)。 
でも、太古台にのっていらっしゃるのは、 「姫神」 です。

太鼓台を担いでいた方が、 ずっと不思議に思っていたと教えてくださいました。

私は、この「姫神」 こそが、 瀬織津姫ではないかと思っています。

姫の御神体を載せた、 太鼓台を、これから見に行きたいと思います。

御祭りの様子は、また後日ブログでご紹介させて頂きますのでお楽しみに。。。。

では、 よい休日をお過ごしください。。。。。。




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愛姫伝神社・お寺・観光マップ
by ldc_nikki | 2011-10-22 11:25 | 愛媛県東温市川内町

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