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心佛

こんばんは。

昨日は、宮崎みどりさんの古事記の物語の講演があり行ってきました。
みどりさんとは、二年前に龍神のご縁で出会い今回初めてお会いしました。

とても素晴らしいお話で、改めて古事記の大切を感じました。

古事記の謎を解いている私がどうして?
と思われるかもしれませんが、古事記の全てを否定しているわけではありません。

古事記の中には、とても大事なこと、私たちの生きるうえでのヒントが沢山詰め込まれています。
でも、その中に隠されたものある。

その隠されたものを、ただ見つけているだけ。

それは古事記だけに限らず、歴史の中の影となってしまったもの、忘れ去られたもの、人々の生活や歩いてきた道、今までだれからも光をあてられなかった大切な命や歴史や神社に、光をあてることがしたいのかもしれないと思うようになりました。

瀬織津姫も、同じ。

本当は、どちらが表でも裏でもなく、光でも影でもない。
全てに両方の姿があることを、そして全てに意味があると私は伝えていきたいと思っているだけなのです。

また、今回みどりさんのご縁で、本当に素晴らしい人たちに出会うことができました。

今日は、そのうちのお一人。
彫刻家の近藤哲夫さんのアトリエに行きました。

アトリエの中に入ったとたん、一番初めに目に飛び込んできた「空海」の像。
思わず私は、空海の前に行って手を合わせていました。

その目は、今まで見たどんな空海よりも、力強く、光輝いているように見えました。

もちろん空海だけではありません。

その作品の全てに、言葉では言い表せない、強い魂を感じます。
それは、きっと近藤さんの心がそのまま魂となって吹き込まれているからだと思います。
近藤さんの魂ともう一つのそれぞれのモデルとなった人や生き物の魂が融合して、できている。

そんな魂に囲まれているからでしょうか、わけもなく涙があふれてきます。

本当に、素晴らしい体験をさせていただきました。

また近藤さんは、書道もされていて、壁のあちらこちらに、近藤さんの書かれた書が飾られてありました。
和室の入った時、私の目に飛び込んできた、一つの文字。

「心佛」

この言葉には二つの意味があると私は思いました。

心は総、仏と衆生は別であり、心が一切万有を総該する。

心が迷えば衆生となり、悟れば仏となる。

心の外に衆生なく、心の外に仏なし。

人間は、迷う生き物。 迷うから人間であり、心があるから人間。

でも、同じ心の中に、だれでも仏も持っているのです。

人間も仏も、決して心以外にあるものではない。

全ては心の中にあるのだといい聞かされているように思えました。

そして、私にはこの言葉は、もう一つの字に見ました。

それは 「神佛 (神=心)」

神と心。

神もまた、私たちの心の中にあるのではないかと思ったのです。

私たちが気づいていないだけで、心の中に神がいる。

神と心は繋がっていると。

私たちは、神(自然・宇宙)の一部なのだといわれているように感じました。

「神も仏も、心の中に存在する」

神もまた、心がなければ繋がることはできないのかもしれません。

全ては、心次第。

「命」を授けられると同時に、「心」 も授けられた人間。

それは、迷うためでもあり、苦しむためでもあり、喜ぶためでもあり、悲しむためでもあり、
また、 神と繋がるためでもあり、仏になるためでもある。

何を選び、何を行い、さまざまな感情の中で自分がどう生きるかは、全て心次第なのだと
私に問いかけられているように感じました。

そしてまた、いつでも私たちは心の中にいる、心で繋がると、伝えてくれているような気がしたのでした。

心佛_e0165472_1175716.jpg





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by ldc_nikki | 2012-02-06 00:21 | 日記

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