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池宮神社と黒嶋神社

こんばんは。

今日の神社は、香川県観音寺市の黒嶋神社です。
前回ご紹介した、大水上神社は、瀬織津姫を三島滝神としてまつる神社でした。

表向きでは、大山積神としながらも、
その神徳、そこにいる神さまの意味は、今も瀬織津姫の魂を残していました。

今日の神社黒嶋神社は、
今も瀬織津姫の名前を表に刻む神社です。

明治時代、黒嶋神社に合祀された池宮神社。
通常なら、合祀されてその名前が消えたり、また境内社として扱われたりしているところが
多い中、今もここは同格と言わんばかりの扱いで、池宮神社の名前を残し続けています。

入口に立てられた鳥居には、
二つの神社の名前が並ぶように掲げられており、境内に入ると、大きな石碑に、
はっきりと瀬織津姫の名前が刻まれています。

黒嶋神社の祭神は、
「闇山津見神」 

闇山津見神とは、イザナミが最後に生んだ「火之迦具土神」を、イザナギが切った後、
誕生された神の人柱です。

カグツチの血から八つの神が誕生し、
カグツチの死体からも八つの神が誕生しました。

闇山津見神は、カグツチの死体から誕生した神で、
その死体の場所は、迦具土神の性器(陰部)から誕生しました。

沖縄でいう「ホト」 から誕生した新たな神が、
「闇山津見神」

八つの山の神の中でも、特に姫との繋がり、女神との繋がりを感じることができます。

「ホト」から誕生したこの神は、
山の中でも谷を司る神でもありました。

「谷」もまた、女性のホト。
8の暗号によって、姫の魂の一部が一度死に、再度誕生した神ということなのだと思います。

元の女神と、新たな神とが一緒に祀られる 黒嶋神社。

ここは、姫がどのようにしてその姿を消されたかがよくわかる場所ですね。
本来ならば合祀され、黒嶋神社の影に隠れてしまうはずだったのに、
こうして残してくれた姿を見ていると、氏子の方々の姫に対する深い思いを感じます。

大水上神社でも、黒い蝶が飛んできましたが、
ここ黒嶋神社でも、境内に入る前に、どこからともなく飛んできました。

姫がここにいることを知らせてくれるかのように。。。

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本殿にもちゃんと、黒嶋神社と池宮神社が並んで掲げられていました。
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石碑に刻まれた 瀬織津姫の文字。
神社でこうして姫の名前を見ることができる場所はほんのわずかしかありません。
残してくださってありがとう。。。。

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by ldc_nikki | 2012-09-08 20:29 | 香川県

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by 愛姫
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